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このブログについて
2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。
そろそろ2010年も1ヶ月が経過。
月日が経つのは早いですねえ。
そこで勝手に恒例としちゃってる、コレをやっておきたいと思います。
2010年私的ベストゲームのお時間です。
昨年は現場観戦150試合、TV観戦711試合、計861試合と
TV観戦数が昨年、一昨年からはだいぶ減りましたが、
それでもそこそこ各種カテゴリーを幅広く見ることができたと思うので
TV観戦ベスト5と現場観戦ベスト5を選出してみています。
お付き合いください。
(TV観戦編)
第5位:1月28日 カーリングカップ準決勝2nd-Leg
マンチェスターU 3×1 マンチェスターC
ただでさえ、マンチェスターダービーという格好のシチュエーションなのに
1st-Legでユナイテッドからシティへ移籍したテベスが2ゴールを奪い、
堂々オールドトラッフォードに凱旋してきたゲームだったことが
一層このゲームの持つ意味合いを色濃くしていました。
前半はお互いに攻め合いながらもスコアレスで推移。
後半に入り、先にゴールを奪ったのはユナイテッド。
52分、スコールズ!アグリゲートスコアは2-2に。
次のゴールもユナイテッド。
70分、キャリック!アグリゲートスコアも3-2に。
次のゴールはシティ。
75分、テベス!右からのクロスにリオと競り合いながら、華麗にヒールで合わせます。
沈黙するオールドトラッフォード。歓喜するテベス。
アグリゲートスコアは3-3。まったくのイーブン。
そして試合を決めたのはやはりこの男。
91分、ギグスのクロスをヘディングで押し込んだのはルーニー!
180分間通じて魂がぶつかり合った、極上のダービーでした。
第4位:7月10日 ワールドカップ・3位決定戦
ウルグアイ 2×3 ドイツ
https://www.jsports.co.jp/tv/foot/2010/07/633.html
共にファイナルを逃して戦う、非常にモチベーションの難しいゲーム。
ただ、今回の3位決定戦は大会最高クラスと言っていい
素晴らしい一戦になりました。
生まれた5つのゴールは、生まれるたびに目まぐるしく入れ替わる
展開も含めて、すべてが印象的。
ラストプレーでフォルランのFKがクロスバーを叩いたシーンこそ、
ある意味では大会のハイライトだった気がします。
興味のある方は、上のリンクから超長文レポートをどうぞ!
第3位:1月24日 FA杯4回戦
トテナム 2×2 リーズ
3回戦ではユナイテッドを撃破して、ホワイト・ハート・レーンへ乗り込んできたリーズ。
90年代後半から00年代前半までの彼らに熱狂した日本のファンも多かったはず。
私も白の長袖“STRONGBOW”ユニ持ってます。
ゲームは序盤から仕掛けられた猛攻を耐えるとリーズに流れが傾く中、
ブレイク前夜のベイルが送った折り返しから最後はクラウチが押し込み、スパーズ先制。
ホワイト・ハート・レーンにも安堵の瞬間が訪れましたが、
後半に入ると52分に、ユナイテッドを沈めるゴールをマークした
ベックフォードがCKから泥臭く同点弾を叩き込みます。
ホームで負けられないスパーズも76分、
途中出場のパブリュチェンコがデフォーとの素晴らしいコンビネーションから勝ち越し弾。
リーズの快進撃もここまでかと誰もが思ったはずです。
ところが終了間際の94分、ドーソンがべックフォードをエリア内で倒すと、
主審のホイッスルが躊躇なく吹かれ、PKに。
凄まじいブーイングの中、ベックフォードは自ら確実に右スミへ流し込み、結果はドロー。
再試合では敗れたものの、リーズがこのFA杯で残したイメージは鮮烈でした。
第2位:6月24日 ワールドカップ・グループリーグ グループF
スロヴァキア 3×2 イタリア
https://www.jsports.co.jp/tv/foot/2010/06/41f.html
前回王者が2分けと絶体絶命で迎えたグループリーグ最終戦。
勝ち抜けるためには勝利が絶対条件にも関わらず、
デ・ロッシの信じられないミスでスロヴァキアに先制点を献上すると、
さらにキエッリーニが集中力を欠いて2点のビハインド。
一気に崖っぷちへ追い詰められます。
何とか81分にディ・ナターレが1点返し、追撃開始かと思いきや、
最後はスローインからのマークミスで3点目を奪われジ・エンド。
アズーリ陥落。スロヴァキアの奮闘も賞賛に値しますが、
とにかくイタリアの悲しい最期が印象に残っています。
第1位:6月24日 ワールドカップ・グループリーグ グループE
日本 3×1 デンマーク
https://www.jsports.co.jp/tv/foot/2010/06/43e.html
説明不要。ただただ素晴らしかったです。
(現場観戦編)
5位:12月18日 インカレ1回戦@平塚
北海道教育大岩見沢校 2×3(延長) 浜松大
https://www.jsports.co.jp/tv/foot/2010/12/1_32.html
この日は4つの会場でそれぞれ2試合ずつが開催されました。
私は当初、関西大と福岡大が登場する成田に行こうと思ってたんです。
ただ、1年前に関東王者の流通経済大と素晴らしい激戦を繰り広げた
岩教大をもう1回見たくなったのと、かなり色々な言葉を持っている越山監督に
もう1度お話を聞きたくて、当日に平塚へ鞍替えしました。
ゲームは24分、30分と浜松大が連続ゴールで早くも2点差。
さらに後半開始早々には岩教大に退場者が出て、正直もう勝敗は決したと思いました。
しかし、岩教大にとってはここからが本当のキックオフだったんです。
63分、CKからCB鈴木雄太が頭から飛び込んで1点を返すと、
69分には大西洋平がゴール。数的不利の中、見事同点に。
その後、もつれ込んだ延長でも一進一退の攻防が続きましたが、
誰もがPK戦だと思った、延長後半終了間際の110分、
103分に投入された浜松大の1年生・大石明日希が頭で決勝弾。
壮絶なゲームは浜松大に軍配が上がりました。
それでも「最後まで頑張る所がウチのチームの愛おしい所」と
越山監督も話した岩教大の驚異的な粘りが見られて、
平塚に来て正解だったなあと思ったのを覚えています。
4位:12月4日 2010 J1第34節@埼スタ
浦和 0×4 神戸
https://www.jsports.co.jp/tv/foot/2010/12/j134.html
毎年、様々なドラマが生まれるJリーグの最終節。
個人的にここ数年は平塚や札幌ドーム、Ksスタなど
J2の昇格が決定するかもしれないゲームに赴き、
例外なく昇格の瞬間を目撃する幸運に恵まれてきたのですが、
昨年は最終節を前に昇格3クラブが決定。
ということで、迷わず埼玉スタジアム2002をチョイスしました。
神戸はTVで見ていてもわかるくらい、終盤は間違いなくJ1で一番強いチームでしたし、
間違いなくJ1で一番結束力の固いチームだったと思います。
この日はそれを存分に発揮した、素晴らしいゲームでした。
特に終盤戦のチームを牽引していた33歳の吉田と18歳の小川が
共にゴールを決めたあたりにチームの一体感が象徴されていたように感じました。
そして、何といっても和田監督の求心力。
どれだけの選手が「和田さんのために」という言葉を口にしていたことか。
試合後の会見で「とにかく選手たちは凄いとただただ思うだけ」と言い切ったあたりに
その求心力の一端を垣間見た気がしました。
3位:12月26日 Jユースカップ2010決勝@長居
横浜FMユース 4×3(延長) FC東京U-18
https://www.jsports.co.jp/tv/foot/2010/12/j2010fcu18f.html
まあ、このブログを熱心に見て下さっている方は既にお気付きだと思いますが、
私は昨年、FC東京U-18の試合を相当取材しました。
元々倉又監督や國保コーチと仲良くさせてもらってることもありましたが、
特にあのチームには不思議な魅力があったんですねえ。
実は高円宮杯の決勝で広島ユースに敗れた時、
倉又監督と「Jユースカップで決勝まで行ったら、絶対長居まで行きます」と
約束してたんです。で、チームはその約束を見事に果たしてくれました。
決勝もやはりこの年代では最高峰のレベルで、
3回追い付いたFC東京U-18も凄かったですけど、
3回突き放した横浜FMユースも凄かったですね。
高校生世代の様々な現場で
1年間色々と勉強させてもらった集大成みたいな、最高の110分間だったと思います。
そして試合後のポストマッチファンクションで
保田隆介、松藤正伸両キャプテンが話した挨拶はあまりにも立派!
まだまだ自分もやらなきゃいけないことがたくさんあるなあと
高校生の彼らに痛感させてもらった1日でした。
2位:11月17日 天皇杯4回戦@NACK5
大宮 2×2 PK3×4 福岡
https://www.jsports.co.jp/tv/foot/2010/11/4nack5.html
正直に白状します。
このゲーム、キックオフ前はまったく期待してませんでした。
スタメンも直近のリーグ戦から大宮は11人全員、福岡は10人を入れ替えてたし、
雨も結構降ってて、寒かったんですよねえ。
そんなシチュエーションもゲームへのモチベーションに拍車を掛けていたと思います。
でも、そんな気持ちで見始めたゲームが結果的に150試合の中で2位になりました。
フットボールっていうのは本当にゲームの格とかメンバーじゃないということを、
改めて教えてくれた両チームには心から謝りたいですし、
本当に感謝したいと思ってます。
そして、隣で一緒に見ていた戸塚啓大先生と途中から
その一挙手一投足に目が離せなくなるほど奮闘していた、
このゲームがプロ初スタメンの山口和樹という選手の存在を
知ることができたのも大きな収穫でした。是非J1の舞台に立って欲しい選手です!
1位:1月9日 高校選手権準決勝@聖地国立
関西大第一 2×2 PK2×3 青森山田
https://www.jsports.co.jp/tv/foot/2010/01/post_499.html
89分、久保綾祐の1点差に迫るゴールが決まった瞬間。
たぶんあの時、国立にいたほとんどの人が感じたと思うんです。
そして2分後、井村一貴の同点ゴールが決まった瞬間。
たぶんあの時、国立にいたほとんどの人が納得したと思うんです。
今まで結構たくさんのゲームを見てきた自負はありますが、
もう時間もほとんどなくて、まだ1点差があって、
リードしているチームの方が明らかに強いのに
「ああ、コレは絶対追い付くな」っていう雰囲気が
スタジアム中に充満した瞬間を、私はこの時初めて味わいました。
そして、試合後に取材したら
「スタッフもウチのチームがなぜここにいるのかわからんと。
選手たちもなかなか信じられなかったし、何がいいのかよくわからない」(佐野友章監督)
「プレーしている間は夢のようで、ゴールを決めてから現実に戻った感じ。
数分間だったから現実が短か過ぎましたね」(久保)
などと関西大第一サイドはコメントもいちいちキャッチー。
おなじみとなった“月まで走れ”のフレーズと共に、
試合中も試合後も実に魅力的なチームでした。
しかし、これだけ数々のフットボールを見る機会に恵まれていても、
いつどこでこういう新しい何かを感じられる瞬間に立ち会えるかわからないので、
現場に行くのはやめられませんねえ。
他に最後まで悩んだカードは、TV観戦が
1/13 FA杯3回戦 マンチェスターU 0×1 リーズ
4/2 CL準々決勝1st-Leg アーセナル 2×2 バルセロナ
6/14 ワールドカップ・グループリーグ 日本 1×0 カメルーン
6/15 ワールドカップ・グループリーグ ニュージーランド 1×1 スロヴァキア
7/3 ワールドカップ・準々決勝 ウルグアイ 1×1 PK4×2 ガーナ
11/22 2010 J2第35節 福岡 3×2 東京V
11/27 2010 J1第33節 神戸 1×0 清水
現場観戦が
2/6 リーグ・アン第23節 グルノーブル 5×0 オセール
8/21 2010 J2第23節 柏 2×2 甲府
9/19 2010 J2第26節 千葉 2×3 柏
10/11 高円宮杯決勝 広島ユース 2×1 FC東京U-18
11/3 ナビスコカップ決勝 磐田 5×3(延長) 広島
12/19 JFL入替戦第2戦 アルテ高崎 1×1 三洋電機洲本
12/25 天皇杯準々決勝 清水 1×1 PK5×4 山形
今年はどんな新しい何かに出会えるのでしょうか。楽しみです。
写真はTV観戦1位のデンマークよりエーレスンド橋から望む北海。
AD土屋
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