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このブログについて
2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。
今日は「“チョイ悪”になりきれないんですよねえ」とボヤいた
お肌ツルッツルの福西崇史さんをお迎えして、
“Jリーグ特集〜Foot!でお世話になった監督・選手インタビュー〜を
お送りしましたがいかがだったでしょうか。
今回は前回とはまた一味違う福西さんでしたねえ。
やっぱりご自身も実際にJリーガーとして実績を積まれ、
さまざまな体験をされてきた中から出てくる言葉には
納得させられるものが多々ありました。
あと、福田健二選手との関係は放送内でご本人がお話された通りです。
新居浜市、サッカー界に貢献してますねえ。
さて、今回の監督&選手インタビュー特集、
ハッキリ言って泣く泣く使わなかった部分、相当あります。
皆さんにご紹介できたのは、全体の10分の1程度です。
ですので、未公開インタビューの中から特にコレは!って部分を
ここでご紹介したいと思います。どうぞ〜
【モンテディオ山形・小林伸二監督】
Q、スカウティングで一番考えている部分
A、落ち着いてゲームを見るってことですね。何を見るかっていう所があるから、
どこにスペースがあるかってことを一番見ますよね。
システム上、必ずストロングの所とウィークの所があって、
バランスから考えると絶対スペースができるんですね。
そこのスペースをどう使うかということと、一番のスペースを見つけると、
そのスペースに人が動くと、どういう風な隊形になるかっていうことと、
新しいスペースが出てくるから、そこをどう突くかってことですよね。
それが、自分たちが本来シーズン初めから追いかけてる攻撃の形だったら
スムーズにできますけど、なかなか常にそういうことじゃないことがあるんで、
難しい部分もありますけど、やっぱスペースっていうのは大事にしてます。
それと中央ですよね。CBとボランチって所がどういう機能をしているのかっていう所。
あとは個人の特徴とチームの特徴ですよね。
どうやって攻撃の主軸があるか、守備があるかっていうのと、弱い所は、
たくさんの映像の中からいくつ取るのかわかんないですけど、
ビデオを見ると見えますよね。見えない時はもう1回見ます。
見えるのは、やっぱりそのゲームと前のゲームくらい見れば、
たくさん見るとなんかゴチャゴチャしてくるから2試合くらい…
去年3試合くらい、こう、欲張って見ると情報が入ってきておかしくなるから
2試合くらいでいいなっていうのがあるんですね。
それとヘッドコーチが分析するし、資料としてはコーチが作るから3人の手で、
で、先乗りスタッフがいて、キーパーコーチがいて、1回それで全員で見るんですよね。
で、ここだな、ここだな、っていうのは少しやるんだけど、
それとは別に必ず自分自身で1回見ないと、違うものが見える、
自分が映像を止めたりしながら見ると、
「自分だったらここにはこういう戻りを言うな、でも戻りがないから
じゃあここ突けるな」とか、
自分が求めるものと違う所を少し見つけられたりすると、「そこは突けるな」とか、
逆に「あっ、こういういい所があるから気をつけなくちゃいけないな」とか、
それを分析してトレーニングの中に紹介していく所って所ですよね。
【湘南ベルマーレ・反町康治監督】
Q、昨シーズンの49節・甲府戦について
A、もう試合前からバスで入るところから、こんなにジロジロ睨まれて
ブーイングされてっていうのは今までのJ2ではないと思いますし、
まあそれが逆にいいモチベーションになったと思いますけど。
湘南のサポーターも一か所に集まって、
今まで以上に応援してくれた状況もありますし、
まあホントに一進一退で、終わった後にも言いましたけど、
非常にスピーディーな展開で、まあ毎週プレミアリーグ、
イングランドでやってるような試合が、
あそこでちょっとそういうエッセンスがあったんじゃないかなっていうくらい、
非常に攻守の切り替えが速い、ゴール前の攻防が多い、白熱した試合でしたね。
Q、反町監督も決勝ゴールの時には走り出してましたが
A、いやあ、覚えてないですねえ。体が勝手に動いてるだけであって、
ただ、バ〜ッて走ったのは覚えてるんですけども、
次のことも考えなきゃいけないんで、残り時間と、
あの時は坂本が点入れたにもかかわらず交替させたんですけども、
イエローカードが3枚なんでリーチなんですよ。すぐに替えることを考えました。
まだ試合が終わってないんで、ホントに息をつくのは試合終わってからなんで、
その時にはもうすぐに何をするべきか、セットプレーの高さとか、
あとはもちろんカードの問題とか時間とか疲労とか、色んな事をすぐに弾き出して、
やってかなきゃいけないってことですね。
Q、あの試合が終わった時に思ったこと
A、あのゲームで引き分けでもおかしくない所で最後ね、引き分けっていうか
もしかしたら後半の同点にされてから、
残り10分くらいまでは向こうのリズムだったんでね、
逆転されてもおかしくない、同点で終わってもおかしくないようなゲームで、
しかも、アウェイのあの雰囲気の中で
やりきることができたっていうのは非常に嬉しかったですね。
【ロアッソ熊本・高木琢也監督】
Q、選手との距離感は経験を積んでいく中で徐々に変わってきましたか?
A、いや、それはほとんど変わりはないですね。
多分僕は年取っても、何年こういう仕事をやって、
経験を積んでいっても変わらないんじゃないかなと。
僕自身の性格とかも変わらないので、もしそういう所で変わるとすると、
それは僕自身が奢っていった証拠だと思うので、絶対そういうことはないと思いますし、
選手と話をしないっていうことは、ちょっと僕には耐えられないので、
結構今でも普通に話をしたりするんで、接し方とかはまったく変わってないと思います。
Q、選手との接し方で一番気をつけてること
A、最初からこちらサイドのやって欲しいこと、
もっとこういうことをやって欲しい、もっとこういう風にやらなきゃダメだとか、
そういう話をする前に、本人の今の状況を必ず聞くようにしてます。
例えばもっと動いて欲しい、でもその本人が動きたいけれども足の状態が
ちょっとあって走れない、でも、ホントはそういう状況なのに
こっちから「なんで走れない?こんなんじゃダメだ、こんなんじゃ使えない、
こんなんじゃ試合に出さないし」みたいなことを言うとダメだと思うので、
本人のその状況を確認して、例えば足が痛いのか、
「運動量ちょっと少ないけど足が痛いのか」って話した時に、
「いや、実はそうです」って。
「じゃあわかった。これが100%だったら困るけど、
治ったら100%でやってもらえるようにしなきゃダメだよ」っていう、
そういう話の持っていき方とかも、気を遣ってはやってると思います。
ただ、若い選手がウチには非常に多いので、
若い選手には相当厳しいことも時には言います。
それはもう相手のことを考えてじゃなくて、
とにかく今、自分たちがどういう世界にいるのか、
特に今年新しく入ってきた選手に、どういう世界に飛び込んできたのか、
どういうことをしないと試合に出れないのかとか、
そういう厳しいことはホントにもう、毎日じゃないですけど言います。
あとはでも、褒めることももちろん必要なのは当たり前ですけど、
結構厳しいことも言ってんじゃないかなと思います。
【愛媛FC・福田健二選手】
Q、日本に戻ってきて感じたこと
A、まあ普通にレストランと買い物とか行って、
もうあっちは売ってやってるよって感じで、品物とか投げるんですよね。
それがこっちはもうホントに丁寧に… 何回もお辞儀しますし、
何回もありがとうございましたっていうのを言ってくれる、
まあそういう部分で、日本って凄いなと、やっぱり違うなと。
子供からも「なんであんなにお辞儀ばっかりするの?」とか言われましたし、
「なんかすごいねえ」とか、僕の娘たちはすごくカルチャーショックを受けてましたね。
Q、イオニコスでの状況
A、まあ未払いがあったんですよ。で、僕も家族と一緒に行ってましたし、
未払いってことは僕にとっても初体験でしたし、
そういう部分ですごく戸惑っていたのは正直あって、
で、去年1シーズンやって、次のシーズンが始まる時、まあキャンプですね、
キャンプに入りながらも、去年いた選手ほとんどいないんですよね。
去年は3位までが昇格圏内で、まあ4位だったんですけども、
戦力的にはすごく充実しててよかったんですけど、
ホントにもうレギュラークラスの選手、全部出て行って自分だけになって、
監督も「ケンジ、お前行ったら俺も辞めるから」っていう感じになって、
ホントに僕が辞めて、2日後に監督も辞めたんですね。もうそういう状況で。
まあだからそういう中でプロとして何をすべきなのかって言うのは考えましたし、
ピッチの中でやることはお金のこととかではなくて、
そこで全力を尽くすっていうのはまず1つあったんですけど、
その部分じゃないところで、プロ選手として、
また、いち父親としてってことを考えた時に、
ホントに僕の代理人を通していろんなことを相談していたんですけども、
まあそういう契約解除っていう決断に至ったわけです。
Q、キャプテンに就任したこと
A、キャプテンねえ… まあやらせてもらってます。
結構意外にねえ、僕がこう天然みたいな感じで思われてて、
天然とは思ってないんですけど、みんなそう思ってて、
なんかこうしゃべりかけてきてくれるし、
僕も結構バカ騒ぎするの好きなんで面白いですよね、若いやつらは。
でもまあ色々と聞いてくるけど、日本ってまじめに
「何とかなんですか?」って感じじゃないじゃないですか。
結構、こうふざけた中で、まあ「海外どうだったんですか?」みたいな話になって、
僕も笑いながら「何とかだったよ〜」って感じで、
そんなにこう真剣にというか、マジな感じで聞いてこないですから、
まあ僕もそんなに深くは話さないですけど、
まあ聞いてきたら僕もその深さで言いますけどね。
Q、アライールとか外国人選手と話が合う?
A、そうですね、すごく合いますね。だってやっぱり考えてることが
ずっとそういう選手達とやってて話してたし、彼はそういう考えでやってるんで、
やっぱりそういうやつらと一緒にいちゃいますよね。
インタビューに答えてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
いやあ、VTR作っててホントに楽しかったです。
写真はロアッソ仕様のジャブラニ。
AD土屋
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