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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

Jリーグ 2009年07月26日

J2第30節 甲府×仙台@小瀬

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7月の4強直接対決シリーズもいよいよ第6弾。最終戦は甲府と仙台の激突。前者は東京V、後者は湘南と、昇格のライバルを共に89分の決勝ゴールで蹴散らして迎える戦いの舞台は小瀬。3位対4位、昇格圏内を巡る今節最注目カードです。ゲームはたった2分で覚醒。仙台のCKがオフェンスファウルで潰えたリスタート、甲府は素早く片桐淳至へ。左へ展開されたボールをマラニョンが優しく折り返すと、飛び込んだのはガウボン。「一瞬のプレー。GKを外して打った」ヘディングはゆっくりと確実にゴールネットへ到達。早くも小瀬が爆発しました。「ミーティングで「来るぞ」と一番キーにしていた立ち上がり」(仙台・手倉森誠監督)で失点を食らった仙台でしたが、徐々に落ち着きを取り戻すとボールも回り始めます。効いていたのは、選手紹介で大きな拍手を受けた元甲府のサーレス。「一番深い所で収めてくれてた」と指揮官も認めるポストワークが機能し、23分には彼の落としからリャン・ヨンギが繋いで、中島裕希のシュートがGK荻晃太を強襲するシーンも。また、中盤では甲府の片桐、森田浩史の攻撃的な中盤2枚のプレスが緩く、3トップの両サイドは相手のSBを見るため、割と自由にリャンと関口訓充が躍動。ゴール以降は仙台ペースになります。30分以降は甲府もやや盛り返しますが、前半ラストプレーにビッグチャンス。左サイド、ゴールライン際まで関口が運んで折り返すと、フリーでリャンがフィニッシュ。荻が何とか防いだものの、「深い位置からバイタルを突くのは狙い通り」(手倉森監督)。このスコアは最後まで保たれないような予感を漂わせつつ、ハーフタイムを迎えました。後半に入ると、膠着状態とまではいきませんが、お互いになかなかチャンスが生み出せない展開。仙台は55分、中島OUT永井篤志IN。65分には斉藤大介に替わって前節2ゴールを奪った中原貴之を投入。人を動かしてきました。甲府の安間監督は64分、森田を下げて5月2日以来の登場となる林健太郎をアンカーに送り込み、守備バランスを整えます。すると、76分には甲府に追加点の絶好機。杉山新の素晴らしいインターセプトを起点に、最後は左サイドから片桐が強烈な一撃。ところが右ポストに嫌われ、突き放せません。さて、このゲームのポイントの1つは山本英臣、ダニエルと共に出場停止となった甲府CB。代役は安間監督自ら「5番手と6番手」と言う御厨貴文と津田琢磨。そんな2人を安間監督は「オミ(山本)とダニ(エル)と勝負するならゼロで帰って来い」と送り出しました。2人を中心に守備陣は非常に粘り強く奮闘。ほぼノーミスを終盤まで貫き、ゼロを継続させます。しかし84分に無念の決壊。リャンのCKにエリゼウがハイジャンプ。「セットプレーは仙台の強み」(エリゼウ)「やられるならセットプレーだと思った」(御厨)。スコアはタイに戻りました。静まり返るスタジアム。ところが甲府は死なず。失点直後、「今日は勝ちに行くというテーマ」と安間監督は最後のカードとして國吉貴博を選択、投入。すると90分、杉山の右クロスは中央抜けてキム・シンヨンへ。粘って中へ送ると、そこには國吉。「あの角度は得意なので振り抜くだけ」と語ったシュートは右スミへ。劇的な展開に88分を隔てて小瀬再沸騰。甲府がリードします。諦めない仙台も91分にラストチャンス。リャンのFKから、7月初登場のマルセロ・ソアレスが枠内へ強烈なボレー。荻ファインセーブ。92分、左クロスに最後は中原がフリーでシュート。これは左に逸れ、タイムアップ。2-1、勝者は甲府。勝ち点で逆転、順位も逆転。甲府が3位と昇格圏内へ浮上する結果になりました。「今シーズン一番悔しい負け方」(手倉森監督)の仙台は一歩及ばず。やはり「これからの課題」とエリゼウも話した立ち上がりの失点が響きました。ただ、「可能性のあるプレーを表現してくれた」と手倉森監督も評価する4人の外国籍選手はやはり脅威。融合次第で十分ビッグバンは起きそうな気配です。「突き上げ、底上げがないとチームが活性化しない」と御厨がそれを見事に体現した甲府。ガウボンがゴールという結果を出し、國吉ももはや貴重な切り札としての存在感を確立。第1クールからの進化も顕著です。ただ、「まだまだ戦いは続く」(安間監督)J2。残る試合数は21。あらゆる可能性が起こり得ることだけは間違いありません。   AD土屋




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