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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

スタッフブログ 2008年07月10日

JFL観客数データ〜2008年前期〜

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前からやろうと思っていたデータがようやく整理できたのでやっちゃいます。
JFL2008年前期の観客数データアレコレをまとめてみました。
以下に掲載します。カッコ内は
(ホーム総観客数/平均観客数/1試合最多観客数/1試合最少観客数)です。
順番はホーム総観客数が多い順に上から並べました。

1位:栃木SC【栃木県宇都宮市、足利市】 ※準加盟申請承認
(43,462/4,829/7,253/3,453)
2位:カターレ富山【富山県富山市】 ※準加盟申請承認
(40,497/4,500/10,704/2,008)
3位:ファジアーノ岡山【岡山県岡山市、美作市】 ※準加盟申請承認
(25,978/3,247/6,187/1,457)
4位:FC琉球【沖縄県北谷町、沖縄市】 ※準加盟申請中
(24,996/3,125/6,247/1,708)
5位:ガイナーレ鳥取【鳥取県鳥取市、米子市】 ※準加盟申請承認
(23,027/2,559/5,031/1,363)
6位:横河武蔵野FC【東京都武蔵野市、多摩市、新宿区(国立競技場)】
(10,281/1,142/4,101/384)
7位:TDK SC【秋田県にかほ市、秋田市】
(9,195/1,149/3,261/602)
8位:SAGAWA SHIGA FC【滋賀県守山市】
(8,857/984/3,623/259)
9位:MIOびわこ草津【滋賀県湖南市】 
(7,722/965/1,860/392)
10位:ニューウェーブ北九州【福岡県北九州市】 ※準加盟申請承認
(7,641/955/1,457/725)
11位:ソニー仙台【宮城県仙台市、七ヶ浜町、名取市】
(6,921/692/1,302/471)
12位:Honda FC【静岡県浜松市】
(6,231/692/1,035/532)
13位:流通経済大学【茨城県龍ヶ崎市、鹿嶋市、ひたちなか市、千葉県成田市】
(4,691/521/1,103/183)
14位:FC刈谷【愛知県刈谷市、名古屋市、豊橋市】
(3,876/485/630/227)
15位:ジェフ・リザーブス【千葉県市原市、成田市、旭市】
(2,940/368/592/212)
16位:佐川印刷【京都府山城市、京都市】
(2,835/334/440/283)
17位:アルテ高崎【群馬県高崎市、前橋市】
(2,641/330/854/215)
18位:三菱水島FC【岡山県笠岡市、岡山市】
(2,546/381/401/141)

準加盟申請をしているクラブがJリーグ加盟条件として
課せられている1試合平均観客動員数が3,000人以上。
現状では栃木SC、カターレ富山、ファジアーノ岡山はクリア。
ガイナーレ鳥取は基準まで500人弱、
ニューウェーブ北九州は2,000人強足りない計算になります。
なお、基本的に最少観客数を記録している試合はどこのクラブも
普段あまり使用していないスタジアムでの開催時であることが多いようです。
また、突発的に最多観客動員を記録しているのにも理由があって
カターレ富山の10,704人は本格的にJ入りを目指して戦うことになった今年の開幕戦。
ガイナーレ鳥取の5,031人は昨年まで本拠を置いていた米子での今季初ゲーム。
横河武蔵野FCの4,101人はJFL史上初の国立競技場開催。
TDK SCの3,261人はJFL昇格後初の秋田市開催のゲーム。
SAGAWA SHIGA FCの3,623人はちょっとわかりませんでした。
(もし分かる方がいらっしゃったら教えてください)
ちなみにアルテ高崎の854人の真実は実際会場にいたのでわかります。
栃木SCのサポーターが隣県に大挙して押し寄せたからですね☆

Jリーグ入りを目指してプロ選手を抱えているチームと
プロ選手は在籍せずJリーグ加盟を目標としていないチームが混在しているJFL。
そこには、実力や観客動員数も含めて大きな格差が
存在しているのは間違いありません。
でも、私がわざわざこのデータを集めたのは
JFLの観客がいかに少ないかということが言いたかったのではなく、
逆に普段は300人前後の観客の前で戦っている選手が
例えば栃木グリーンスタジアムに行ったら、普段の10倍近い観客の前で
ゲームをするということがありえるんだと。これって相当大変なことだと思います。
相当大変だけど、選手によってはモチベーション上がって
実力以上のプレーができちゃったりもするでしょうねえ。
つまり、世界的に見てもリーグ間での格差は相当なものだろうけど
それゆえに色々と考えることができる、凄く興味深いリーグだと思うんです。
ソニー仙台がアウェイで栃木SC相手に健闘したり、
FC刈谷が3000人以上集まったアウェイでカターレ富山を倒したり、
横河武蔵野が6000人超のFC琉球ホーム開幕戦で勝っちゃったりとか、
アルテ高崎が首位の栃木SCを一時は逆転しちゃったりとか、
色々な信じられないドラマが見られることも十分にありますし、
観客数が少ない試合でも現場に行ってみたら熱い応援が繰り広げられていたり
(アルテは人数こそ少ないけど、その数人の応援は相当熱い!)
アウェイまで数人で応援に来ている熱心なサポーターの方々がいたりするんです。
横河武蔵野なんか試合後、ミックスゾーンでサポーターが選手と喋れちゃうし!
まあ、ウチ的にも幸谷秀巳さん、亘崇詞さんが在籍しているリーグですから
折に触れて今後も色々な形でJFLをご紹介できればと思っています。
写真は、アウェイ栃木を訪れた三菱水島FCサポータの猛者たち。
これこそホンモノの“サポーター”ですね。
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AD土屋

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