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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

Jリーグ 2006年11月11日

FC東京×川崎@味スタ

foot!
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また出た、味スタ劇場!試合経過は長くなり過ぎるんで割愛します。さて、もう各メディアで話題になること間違いなしですが、この日の奧谷彰男主審のジャッジは残念ながらその国のトップディビジョンを裁くレベルには到底達していないものでした。まず開始20分くらいで既に両チームは、主審に対する不信感を露にしていましたが、この原因はファウルを流すアドバンテージがあまりに多すぎたことにあると私は思います。明らかなファウルでも、そのほとんどが流されることで試合が荒れ始めました。37分、マルコンにイエローカードが提示されました。主審の位置が悪くファウルの判定でしたが、記者席からはハッキリ見えたのです。ボールにいった正当かつ素晴らしいタックルでした。53分、ジュニーニョがシミュレーションをとられ2枚目のイエローで退場します。エリア内で倒されたらPKかイエローという判定もどうでしょうか。PKではないけれど、相手のボディコンタクトで体勢を崩すことはよくあります。PKでもシミュレーションでもないプレーもあるはずですから。そして84分、遅延行為の判定でマルコンが2枚目のイエローをもらい退場。10人のチームに遅延行為でもう一人退場させるジャッジは解せません。一度注意してそれでも繰り返したならそれは然るべきですが、これも主審のコミュニケート能力の欠如を表していると思います。関塚監督は会見で「今後Jリーグの監督として、どう選手たちを指導していけばいいのか考えさせられた」と言っていました。FC東京の集中力は凄まじかったです。2人多いとはいえ、3点のビハインドを跳ね返すのは本来なら現実的に不可能でしょう。そして5点目の今野のミドルはあまりにも美しいものでした。そして川崎も、10人になってからあまりにラインを下げすぎて防戦一方になったことが崩壊へのきっかけになっていたことも事実です。ただ、そういう勝負のディテールを全て無に帰すようなジャッジが繰り返されたことが残念でなりません。最後に。川崎の選手は試合終了後、怒り心頭ですぐにベンチへ引き上げてきましたが、伊藤、寺田、箕輪だけはセンターサークルに集まってスタンドに一礼するところまで全うしました。あの状況下であの行動、ただただ感服するばかりです。   AD土屋




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