人気ランキング
コラム一覧
【ハイライト動画あり】「すごいゴール」「素晴らしい!」執念のゴラッソを皮切りに3得点快勝で南アフリカ撃破!U-17日本代表がベスト16進出決定!|FIFA U-17ワールドカップカタール2025 レビュー
サッカーニュース by J SPORTS 編集部
FIFA U-17ワールドカップカタール2025 決勝トーナメント1回戦で日本代表はU-17南アフリカ代表と対戦した。
日本代表は、グループステージを2勝1分の首位で突破し、ラウンド32の南アフリカ戦に挑むことに。ベスト16をかけた一戦で、若き日本代表は堂々とした戦いを披露し、3-0での快勝を収めた。
1点目のゴールは、2度相手GKに弾かれながらも、3度目の正直でFW浅田大翔(横浜F・マリノス)が押し込んだ執念のゴール。この得点にファンも「すごいゴール」「素晴らしい!」と大興奮の様子だった。
FIFA U-17 ワールドカップ カタール 2025 ラウンド32(11月15日)
【ハイライト動画】日本 vs. 南アフリカ
■鬼門の決勝トーナメント1回戦
日本代表は、グループステージ第3節からスタメンを1人変更。グループステージ第3節のポルトガル戦でレッドカードを受け、出場停止のMF長南開史(柏レイソル)に代わり、DF竹野楓太(神村学園高)を抜擢した。
システムは前節と変わらず3-4-2-1を採用。GKは主将の村松秀司(ロサンゼルスFC)。3バックは左からDFメンディー・サイモン友(流通経済大柏高)、DF藤田明日翔(川崎フロンターレU-18)、DF元砂晏翔仁ウデンバ(鹿島アントラーズユース)。ボランチはMF和田武士(浦和レッドダイヤモンズユース)とMF野口蓮斗(サンフレッチェ広島F.Cユース)のコンビ。ウイングバックは左にMF瀬口大翔(ヴィッセル神戸U-18)、右に竹野が入った。攻撃陣は1トップのFW浅田を、MF小林志紋(サンフレッチェ広島F.Cユース)とMF平島大悟(鹿島アントラーズユース)が2シャドーで支える形となった。
J SPORTS オンデマンド番組情報
-
-
FIFA U-17 ワールドカップ カタール 2025 ラウンド16 北朝鮮 vs. 日本
配信期間 : 2025年11月18日深夜0:00 ~
-
FIFA U-17 ワールドカップ カタール 2025 準々決勝-1
配信期間 : 2025年11月21日午後9:15 ~
■ペースを握り先制点を狙う
最初にチャンスを迎えたのは日本だった。前半4分、左サイドからMF瀬口のパスを受けたMF小林が裏に抜け出し決定機を迎えるが、ここは相手GKラデべの好セーブに防がれる。
しかし攻勢から一転、前半21分にピンチを迎える。右サイドからのクロスボールに南アフリカ代表FWボロコが合わせるが、GK村松がファインセーブでチームを救った。
そして前半23分、日本が再びチャンスを迎える。FW浅田からの股抜きパスに抜け出したMF小林がGKと1対1のチャンスを迎えるが、またしても南アフリカ代表の守護神ラデべに防がれ、ゴールを割ることはできない。
ここで思わぬアクシデントが日本代表を襲う。前半29分にDFメンディーの頭が相手選手と接触。プレーの継続が難しくなってしまい、DF藤井翔大(横浜F・マリノスユース)を投入した。
その後日本代表は攻勢を強め、立て続けに決定的なチャンスを作り出す。前半37分、DF元砂の正確なフィードにFW浅田が完璧な動き出しで反応。打点の高いヘディングでゴールを狙ったが、シュートはクロスバーを直撃し惜しくもボールはラインを越えなかった。
直後の前半38分、今度はFKからDF元砂がヘディングシュートを放つ。これもまたクロスバー直撃で先制点とはならない。多彩な形でゴールを脅かし続けた日本だったが、相手GKの好セーブなどもあり、あと一歩が届かず前半をスコアレスで折り返した。
■ついに南アフリカの牙城を崩す
そして迎えた勝負の後半。日本は、MF小林を下げてFW吉田湊海(鹿島アントラーズユース)を投入した。
すると後半3分、ついに日本の執念が実を結ぶ。
GK村松のロングフィードにMF平島が追いつくと、ダイレクトでクロスを供給。ニアサイドに飛び込んだFW浅田がこれに合わせるが、シュートはGKが好セーブ。こぼれ球にもう一度詰めるも、これも防がれる。しかし、3度目の正直。浅田が執念でシュートをネットへ突き刺し、日本が待望の先制点を奪った。
このゴールに対し、解説を務めた名良橋晃氏は「GK村松が上手く平島選手を見つけましたね。ダイレクトでいいフィードでした」とゴールを決めたFW浅田はもちろん、起点となったGk村松のフィードを絶賛した。
ベンチで見守っていた廣山望監督も、このビッグプレーにガッツポーズで選手たちを称えた。
勢いに乗る日本は後半14分、MF竹野がインターセプトしたボールをFW吉田が胸トラップ。そのまま個人技でDFをかわして冷静に右足でフィニッシュし、こちらも待望の今大会初ゴールで、リードを2点に広げる。
攻撃の手を緩めない日本は、後半27分、セットプレーから試合を決定づける3点目を奪う。左からのコーナーキックのチャンスを得ると、途中出場のMF姫野誠(ジェフユナイテッド市原・千葉)が右足で精度の高いボールを供給。ファーサイドで待ち構えていたDF藤井が打点の高いヘディングでゴールネットを揺らし、決定的ともいえる3点目を決めた。
その後、南アフリカの反撃を受けるが、GK村松を中心にゴールを守り切りシャットアウト。ノックアウトステージ初戦を3-0の快勝で飾りベスト16進出を決めた。
■ラウンド16はアジア勢対決に
日本にとって「鬼門」とされていた決勝トーナメントの1回戦を、3-0の完勝で突破した廣山ジャパン。
そんな日本が待つラウンド16の相手は、北朝鮮に決まった。グループGを1勝1分1敗の3位でノックアウトステージに進出した北朝鮮は、ラウンド32で南米の強豪ベネズエラと激突。これを2-1で下し、勝ち上がってきた。日本にとって、今大会初めて対峙するアジア勢。互いを知る相手との、難しい戦いとなる。
ベスト8進出をかけた北朝鮮戦は、11月18日(火)深夜0時15分キックオフ。戦いを重ねるごとに成長をみせる若きサムライたちの挑戦は、まだまだ終わらない。
J SPORTS編集部
J SPORTS 編集部
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
【先行】高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ 2025 EAST 第20節-2 FC東京U-18 vs. 鹿島アントラーズユース
11月30日 午前10:50〜
-
日本トリムPresents 第17回全国女子選抜フットサル大会 ~トリムカップ2025~ 決勝
11月30日 午後2:00〜
-
高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ 2025 WEST 第21節-2 ヴィッセル神戸U-18 vs. サガン鳥栖U-18
12月7日 午後12:50〜
-
【限定】ロングハイライト・高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ 2025 WEST 第20節-3 神村学園高等部 vs. サガン鳥栖U-18
12月2日 午後8:00〜
-
FIFA U-17 ワールドカップ カタール 2025 準々決勝-1 オーストリア vs. 日本
11月21日 午後9:15〜
-
サッカーニュース Foot! 超高校サッカー通信 Presents 高円宮杯U-18プレミアリーグ 土屋雅史の深掘りレポート2025 #20
12月4日 午後10:45〜
-
高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ 2025 EAST 第21節-1 鹿島アントラーズユース vs. 青森山田高校
12月6日 午前10:50〜
-
FIFA U-17 ワールドカップ カタール 2025 ラウンド16 北朝鮮 vs. 日本
11月18日 深夜12:00〜
J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!
