人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サッカー フットサル コラム 2024年6月14日

静岡の緑VS新潟の緑!高体連屈指の技巧派集団対決!静岡学園高校×帝京長岡高校マッチプレビュー【高円宮杯プレミアリーグWEST第8節】

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
  • Line

ここ2年の静岡学園を最後尾から支えてきた中村圭佑(東京ヴェルディ)の存在は、もちろん意識していないはずがない。「圭佑くんは目標の選手ですし、去年は間近でプレーを見ることができて、凄く良い環境にいたんだなと思います。ただ、『去年の圭佑はこうだったぞ』と言われるんですけど、自分は自分の良いところを出していきたいです」。中村を上回るビルドアップ能力を武器に、有竹は自分が描くゴールキーパー像を極めていく。

この人が帰ってきたことが、静岡学園の守備陣にとって非常に大きかったことは、結果が証明している。186センチの大型センターバック、矢澤怜士のことだ。開幕戦の後半に負傷交代してから、5節まで戦線離脱していたが、復帰戦となった米子北戦で好パフォーマンスを発揮し、チームの今季初勝利にきっちり貢献。そこからチームは公式戦無敗を続けている。

こちらも目標にしているのは、2歳年上の“先輩”だという。「行徳くんみたいに点を獲れるディフェンダーになりたいです。そうすればチームを引っ張っていけると思いますし、行徳くんはしんどい時にメッチャ点を獲っていたので、あれ以上は獲りたいですね」。2022年度のキャプテンを務めていた行徳瑛(名古屋グランパス)が、プレミアで記録したのは7ゴール。それ以上を目指して攻守に奮闘する矢澤の躍動から、目が離せない。

今季の帝京長岡でキャプテンマークを巻くのは、センターバックに入っている山本圭晋だ。去年の春まではボランチが主戦場だったが、「自分は試合に出られるならどこのポジションでもいいという考え方」とポジティブにコンバートを受け入れると、プレミアプレーオフからレギュラーに定着。高校選手権でも好プレーを披露したことで、今年に入ってからはU-17日本高校選抜も経験してきた。

「プレミアは去年の3年生が残してくれた“ギフト”だと思っていて、毎週末が全国大会みたいな感じなので、週末のために平日のしんどいトレーニングでも苦労は買って出るというか、そこに自分から飛び込んでいきたいとは思っています」。先輩たちの想いも背負ってプレミアを戦うキャプテン。山本のリーダーシップがこのグループをしなやかに束ねている。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!

サッカー フットサルの放送・配信ページへ