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サッカー フットサル コラム 2023年10月31日

ウズベキスタン相手に75分間の無気力サッカー なでしこジャパンの将来に、どんな意味があったのか

後藤健生コラム by 後藤 健生
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池田太監督

池田太監督

日本女子代表(なでしこジャパン)が、ウズベキスタンのタシケントで開かれているパリ五輪アジア2次予選に出場している。

五輪の男子サッカーは23歳以下の選手による大会(+オーバーエイジ3名)だが、女子は五輪もフル代表の大会だ。しかも、ワールドカップの翌年に続けて五輪が行われるので各国の監督にとってはチーム作りやチーム・マネージメントが難しくなる。

しかも、五輪の女子サッカー出場国はわずかに12。女子ワールドカップは2023年のオーストラリア・ニュージーランド大会から参加国数が32に拡大されたから、五輪出場枠はワールドカップの半数をはるかに下回る。アジアの出場枠も2か国という“狭き門”である。

アジア2次予選には12カ国が参加。4か国ずつ3つのグループに分かれて行われ、首位3か国に加えて2位の中で最高の成績の国の合計4か国が最終予選に進み、2か国ずつ2つのペアでホーム&アウェーで戦って五輪出場国が決まる。

さて、日本はグループCの初戦でインドに7対0のスコアで大勝。そして、10月29日に行われたウズベキスタン戦でも、日本は10分にCKからDFの南萌華がヘディングシュートを決めて先制すると、15分には遠藤純のスルーパスを受けた千葉玲海菜が強引に決めてリードを広げた。前半1ゴールだけだったインド戦を思えば、素晴らしいスタートだった。

「さあ、またも日本のゴールラッシュか」と思われた。

だが、その後、日本は一方的にボールを保持したものの、ただパスを回すだけでシュートは1本も撃たなかった。一方、リードされたウズベキスタンもただゴール前を固めるだけで、試合は2対0のまま終了した。

池田太監督の思惑は、ウズベキスタンを2位で最終予選に進出ささせることだった。

グループAの2位が最終予選に進出した場合、日本はA組1位のオーストラリアと対戦する。だが、サイズの大きな選手を擁してワールドカップでもベスト4に進出したオーストラリアとの対戦は避けたいところだ。

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