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サッカー フットサル コラム 2023年7月7日

日本一への試金石!真夏の主役候補同士のガチバトル! 前橋育英高校×青森山田高校マッチプレビュー【高円宮杯プレミアリーグEAST第11節】

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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前橋育英高校・石井陽

前半戦のラストゲームとなる第11節で、高体連同士のビッグマッチが実現する。昨年度のインターハイ王者の前橋育英高校が、一昨年度のインターハイ王者でもある青森山田高校をホームに迎える一戦は、7月末から旭川で開催される今年のインターハイに向けても試金石となる、大事な90分間だ。

前橋育英高校は10試合を消化して、5勝5敗とまったくのイーブン。開幕戦こそ川崎フロンターレU-18に完敗を喫したものの、そこから3連続完封で3連勝を飾ると、以降は勝ち負けを繰り返しながらも、経験値の少なかった選手たちがプレミアの荒波に揉まれて着実に成長。現在は2連敗中ではあるが、シーズン序盤に比べればチーム全体が格段に自信を纏ってきている。

一方の青森山田高校は、ここまで7勝2分け1敗で首位を快走。負けたのは第4節のFC東京U-18戦のみで、10試合で9失点はリーグ最少。守備の安定感はもちろんのこと、厳しいゲームでもEASTの得点ランキングトップに立つ米谷壮史を筆頭に、きっちり得点を重ねながら、勝ち点も順調に積み上げており、2年ぶりのタイトル奪取に向けて盤石の態勢を整えつつある。

今回の重要なゲームで勝敗のカギを握ってきそうなのは、両チームが伝統的に好選手を輩出してきたボランチの俊英たちだ。

昨シーズンは徳永涼(筑波大)と根津元輝(法政大)という世代有数の2人に加え、青柳龍次郎(早稲田大)まで加わり、激しいポジション争いが繰り広げられた前橋育英のボランチは、過去にもW杯を経験した山口素弘や、現在は同校のコーチを務める松下裕樹、元日本代表の細貝萌など、素晴らしいタレントを輩出してきた。

今季のこのポジションを託されている1人が、3年生の篠崎遥斗だ。昨年10月に手術を受けたこともあり、戦列に帰ってきたのはプレミア開幕直前の3月だったが、自身も「自分の特徴は左右両足のロングキックとゲームをまとめる力です」と言い切るように、高いゲームメイク力を発揮して、ピッチの中央に君臨。ここまで全10試合にスタメン出場を果たし、攻守のキーマンとして躍動している。

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