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サッカー フットサル コラム 2023年7月4日

『チームを勝たせる“絶対的な存在”へ。名古屋グランパスU-18を支える那須奏輔と石橋郁弥の決意と覚悟 高円宮杯プレミアリーグWEST 横浜FCユース×名古屋グランパスU-18マッチレビュー』

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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名古屋グランパスU-18・那須奏輔(13番)

笑顔で話していた3年生のフォワードは、少しだけ表情を引き締めて、こう言葉に力を込めた。

「僕らの代は中学から一緒のメンバーが多いんですけど、僕は小学校から一緒のメンバーもいて、最後の1年になるプレミアリーグは絶対に優勝したいですし、他の大会も全部優勝して、最高の瞬間をみんなで分かち合いたいとは全員が思っているので、それを実現するためには3年生がチームを引っ張っていくべきだと、みんなで意識してやっています」(那須奏輔)。

今シーズンの名古屋グランパスU-18で、ここまで戦ったプレミアリーグWESTの全10試合に出場しているのは3人の3年生と1年生の野中祐吾のみ。そのうちの1人が2トップの一角として、ここまでチームトップの3ゴールを挙げている3年生の那須奏輔だ。

2節まで前線でコンビを結成していたのは同じ3年生の貴田遼河だったが、ルヴァンカップで1試合2ゴールを叩き出した“相方”は、トップチームの戦力として既にJ1でも出場機会を獲得。その後は2年生の杉浦駿吾と連携を深めてきたものの、彼もU-17日本代表としてアジアの戦いに身を投じたため、最近は野中と2トップを組んでいる。

「オフシーズンも遼河と2トップを組んで、横にいる安心感もありましたし、『遼河がいればどんな相手でもやっていける』みたいな感じが自分の中にもあったんですけど、遼河がいなくなっても、相方になった駿吾は十分やれるとわかっていましたし、遼河とストロングは違いますけど、自分のストロングでチームを前進させなきゃいけないという決意はしてきました」。貴田の不在を受け、3年生として自分がチームを牽引するという覚悟をしっかりと定めてきた。

この日も野中が先制ゴールを記録し、右サイドで縦関係を組んだ森壮一朗と八色真人も持ち味を十分に発揮。スタメンに指名された3人の1年生が、のびのびと躍動する姿が印象的だったが、那須はやはり笑顔で“後輩”への想いを口にする。

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