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サッカー フットサル コラム 2023年5月27日

【次への扉をこじ開ける第3戦。日本のキャプテン、松木玖生はそれでもきっとPKを蹴り続ける FIFA U-20ワールドカップ アルゼンチン2023 日本×イスラエルマッチプレビュー】

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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高校年代三冠を達成した青森山田高校時代の松木玖生

悔しい90分間だった。FIFA U-20ワールドカップ アルゼンチン 2023の2戦目。お互いに勝ち点3を携え、コロンビアと向かい合った日本は、なかなかボールを握れない流れの中で、前半30分に福井太智のデザインされたショートコーナーに北野颯太が呼応し、最後は山根陸がゴール右スミにボールを流し込んで、初戦同様に先制点を奪い取る。

だが、53分と59分にいずれも左サイドを崩され、連続失点を喫して逆転を許す展開に。66分には坂本一彩と永長鷹虎を同時投入するも、リズムを引き寄せ切れず、逆に75分には決定的なピンチを迎えたが、ここは守護神の木村凌也がファインセーブで持ち堪える。

82分にはVARでPKを獲得するものの、キャプテンの松木玖生が思い切り蹴り込んだボールは、クロスバーに跳ね返る。86分に松田隼風のロングスローから、ここも松木が放ったヘディングは再びクロスバーを直撃。90+6分に松田の左FKから、ゴール前にチェイス・アンリが飛び込むも、伸ばした右足は届かない。ファイナルスコアは1-2。決勝トーナメント進出は最終戦へ委ねられることとなった。

運命の3戦目で激突する相手はイスラエル。欧州予選ではセルビアやオーストリアに加え、フランスを倒して準優勝を飾り、U-20ワールドカップ初出場を勝ち獲った難敵だ。初戦のコロンビア戦では、しっかりと立ち位置を取りながら、スムーズにパスを繋いでいくスタイルを披露。57分にはドル・トゥルジマンのPKで先制したが、74分にPKで追い付かれると、終了間際の90分にも失点。逆転負けを突き付けられる。

2戦目のセネガル戦は持ち味のパスワークも影を潜め、ペースを掴み切れない中で、58分にはサイドアタックからオウンゴールを誘発し、1点をリードしたものの、80分に同点弾を叩き込まれると、著しく運動量が低下した終盤は一方的に攻め込まれながらも、守護神のトメル・ツファルティが繰り出した再三のファインセーブで、何とか勝ち点1を手にしている。

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