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サッカー フットサル コラム 2023年5月16日

『神村学園高校・有村圭一郎監督が許容するアグレッシブさの正体 高円宮杯プレミアリーグWEST 神村学園高校×履正社高校マッチレビュー』

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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「いろいろなチームの先生にも最近は『オマエは攻めたらいいじゃん。守る気ないやろ』みたいなことを言われるようになってきて、守る気はあるんですけど(笑)、僕からすれば点数を獲りに行くことが魅力なんですよね。子どもたちもそれが楽しいと思ってやっていますし、本当に勝負のところになると、『点数を獲りに行くために守らなあかんやろ』というところもありますし、そういうのもだんだんと落としてはいくんですけど、今の段階は競い合って、点数を獲り合って、相手より1点でも多く獲るという感じの部分でやっています」(神村学園高校・有村圭一郎監督)。

今シーズンから初めてプレミアリーグに参戦している神村学園が面白い。開幕からここまでの6試合で既に4勝を挙げている結果ももちろん素晴らしいが、重ねたゴールはなんと21点。1試合平均にして3.5点という驚異的な得点力は、相手守備陣を震え上がらせている。

第6節の履正社高校戦でも1点を奪い、リーグの得点ランキングトップを快走する西丸道人は、早くも11得点とゴール数を二桁に乗せており、このままのペースで行けばプレミアの1シーズン最多得点数(22点)の更新も望める量産ぶり。それでも「プレミアという舞台でこれだけ点が獲れていることは自分でも驚いていますけど、間違いなく自信になっているので、続けていきたいなと思っています」とさらなるゴールへの意欲を滲ませている。

実は失点数も決して少なくない。6試合を終えて14失点と、こちらは1試合平均で2点を超える数字。履正社戦でもシーズン初の無失点がちらつき始めた終盤に、クロスからヘディングを叩き込まれる。

「ちょっと『無失点、来るかな』と思っていましたね。やっぱりゼロとイチでは全然違うので、もっと守備も大事に戦っていきたいなと思います」と話したのは3バックの中央を務める新垣陽盛。ファインセーブを連発したGKの川路陽も「得点に関しては大量得点できているので、あとは失点を減らしていきたいです」ときっぱり。現状の課題は、明確過ぎるほど明確だ。

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