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サッカー フットサル コラム 2023年4月18日

『チームを勝たせられる10番に。ジュビロ磐田U-18・舩橋京汰が痛感する「ゴールを決め切る」意味 高円宮杯プレミアリーグWEST ジュビロ磐田U-18×名古屋グランパスU-18マッチレビュー』

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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ジュビロ磐田U-18・舩橋京汰

チャンスは間違いなくあった。だからこそ、決め切れなかった自分に対して、苛立ちと腹立たしさを隠せなかったのだ。もう自身の得点が、そのままチームの勝敗を左右することは、はっきりとわかっているから。

「今日も開始早々のシーンを決めていたら、たぶん流れはこっちに来ていたと思いますし、いつもそういう試合展開の中で、ここ3試合は全部自分が決め切れていないので、そこは自分の課題ですね」。

ジュビロ磐田U-18の10番を託されたストライカー。舩橋京汰はひたすらゴールを追い求め、ひたすらゴールを挙げ続けることで、自らの進むべき道を切り拓いていく。

その瞬間、思わず頭を抱えた。シーズン初勝利を懸けて、名古屋グランパスU-18と対峙したプレミアリーグWEST第3節。1点をリードされた61分。川合徳孟の素晴らしいスルーパスに反応した李京樹は、右から完璧なグラウンダークロスを中央へ。だが、右足で合わせた舩橋のシュートは枠の上へ。同点ゴールは奪えず、本人も、チームメイトも、頭を抱えて天を仰ぐ。

この日の10番に決定機は集まっていた。最初は前半の開始22秒。左サイドでボールを受け、そのまま枠内へシュートを打ち込むも、DFにブロックされた軌道はゴール右へ。1点を先制された直後の23分にも、再び左サイドを抜け出してフィニッシュまで持ち込むも、相手GKのファインセーブに阻まれる。

後半の“超決定機”も含めて、この試合で放った6本のシュートは空砲に。「今年はまだ全然シュートが入らないので、ちょっと自分の中で何が足りないのかもう1回見つめ直して、頑張りたいと思います」。0-2で敗れ、この日も白星を得られなかった責任を痛感している表情が、とにかく印象的だった。

昨シーズンのプレミアでは、前半戦こそ1ゴールとなかなか数字が付いてこなかったものの、後半戦に入ると12試合で9ゴールを量産し、チームの上位進出に大きく貢献してみせる。

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