人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サッカー フットサル コラム 2023年3月26日

頼もしいGK鈴木彩艶のスーパーセーブ 積極姿勢でドイツと渡り合ったU-22日本代表

後藤健生コラム by 後藤 健生
  • Line
新国立競技場

新国立競技場

東京・国立競技場では森保一監督にとっての2期目の挑戦が始まった。

キリンチャレンジカップ初戦のウルグアイ戦は1対1のドロー。ディフェンス陣には新戦力が揃い、板倉滉が率いることになる守備陣はやや不安視されていたが、守備面では予想以上に安定していた。

前半の32分に攻撃に移ろうとしたところでボールを奪われ、クロスに対応したところでフェデリコ・バルベルデにシュートを撃たれた。シュートはポストに嫌われたものの、バルベルデ自身がすぐに反応して決めきった。

だが、その他の場面ではウルグアイに決定機を作らせず、日本に守備陣は最後まで粘り強く戦った。

一方、ワールドカップ組が勢ぞろいした攻撃陣は期待ほどは機能しなかった。個々の選手のコンディションも良くなさそうだったが、やはり足りなかったのは守備陣からのサポートだった。サイドバックがビルドアップに関わる回数が少なかったし、サイドバックとサイドハーフとの連携もまだ試行錯誤の段階。

たとえば冨安健洋からの正確なフィードとか、酒井宏樹や長友佑都のサポートなどがあれば、日本の攻撃はもっと活性化したはずだ。

もちろん、初めて組むディフェンス・ラインなのだ。初戦からそこまで期待することはできないのは当然のことである。時間をかけて、チームを完成させていってほしいものだ。

さて、そのウルグアイ戦から数時間後には、ドイツ・フランクフルトでU-22日本代表がU-23ドイツ代表に挑んだ(ドイツはオリンピック予選を兼ねて6月に開催されるUEFA U-21欧州選手権に出場するチーム。同大会は2年前の予選開始時に21歳以下だった選手による大会で、決勝大会には各国のU-23代表が出場する)。

結果は2対2の引き分けに終わったが、両チームの積極性が非常に目立つ試合だった。攻撃に物足りなさが残ったウルグアイ戦を見た直後だったからか、とてもポジティブな印象を受ける試合だった。

大岩剛監督就任から1年が経過。来年の初めに開催されるU-23アジアカップ(兼パリ・オリンピック予選)に向けて強化の最終段階に入った時期だけに、U-22日本代表は再スタートしたばかりの森保ジャパンに比べると完成度が一段高かった。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!

サッカー フットサルの放送・配信ページへ