人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サッカー フットサル コラム 2022年4月27日

WEリーグ成功のために。Jリーグとの共催の試みは続けてもらいたい

後藤健生コラム by 後藤 健生
  • Line

開幕前は平均5000人の観客動員を「目標」として掲げていたものの現実は厳しく、WEリーグの観客動員数は1000人台半ば。ウィンターブレークの後、3月に再開されてからは平均で1000人を下回る週もあり、観客が3桁という試合も多い。

この数字で採算が採れるはずもなく、プロリーグとして存続できるのかさえ心配になってしまう。もし、WEリーグが失敗したら、日本の女子サッカーは世界の流れから取り残されてしまうかもしれない。

もちろん、若い選手のレベルは着実に上がっているので、日本でプロリーグが成功しなくても活躍の舞台をヨーロッパに求めることは可能だ。そうしたヨーロッパで活躍する選手を集めて代表を強化することもできる。

現在、男子の日本代表と同様に、代表選手の多くがヨーロッパのクラブに所属するといった時代が来るのかもしれない。

だが、男子の場合はJリーグというヨーロッパ中堅国並みのプロリーグが存在しているので、多くの選手が海外に活躍の場を求めても、それに続く選手が次々と頭角を現して現わしてリーグのレベルを維持して、さらに次の世代が育つという好循環が成り立っている。

だが、トップレベルの選手が海外に流出し、国内にハイレベルのリーグが存在しないという状態になってしまったら、若い選手の育成も続かなくなってしまう。

いずれにしても、日本の女子サッカーの将来のためには、WEリーグを失敗に終わらせるわけにはいかないのだ。

そんな中で、WEリーグが仕掛けた新しい試みがJリーグとの共同開催だった。

4月23日の土曜日、東京・味の素スタジアムでは14時からJ2リーグの東京ヴェルディ対ジェフユナイテッド千葉の試合が行われ(千葉が先行するが後半東京Vが追いついて1対1の引き分け)、18時からはWEリーグ第18節の日テレ・東京ヴェルディベレーザ対ジェフユナイテッド千葉レディースの試合が行われたのだ。

J2の男子の試合を観戦に来たサポーターたちも含めて多くの観客を動員しようという試みだった。

  • Line

関連タグ

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!

サッカー フットサルの放送・配信ページへ