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サッカー フットサル コラム 2022年4月20日

強かったころのユナイテッドはプライドを持って闘っていた

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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「これがユナイテッドなのか、私が情熱を注いできたクラブなのか。だれひとりとして、プライドを持って闘っていないではないか。ユナイテッドのためにすべてを捧げる男がいないではないか。試合後のインタビューも喜怒哀楽が感じられない。まるでロボットが話しているようだ。悲しい、悲しすぎる」

キーンの言葉を借りるまでもなく、強かったころのユナイテッドは全選手、監督、コーチ、スタッフがプライドを持って闘っていた。キーン、ギャリー・ネヴィル、リオ・ファーディナンドなど、頼れるキャプテンが睨みを利かせていた。

この姿勢は名門だけに許された特権であり、いま、リヴァプールはジョーダン・ヘンダーソンとジェイムズ・ミルナーが、レアル・マドリーはルカ・モドリッチとカリム・ベンゼマが、偉大なる先達の強い意志を若手に伝承しようとしている。

ユナイテッドはすっかり落ちぶれてしまった。それでもオーナーのグレイザー・ファミリーは、さしたる危機感を抱いていないという。しばらくの間、トップステージに返り咲く日は訪れそうにない。

文:粕谷秀樹

粕谷 秀樹

ワールドサッカーダイジェスト初代編集長。 ヨーロッパ、特にイングランド・フットボールに精通し、WWEもこよなく愛するスポーツジャーナリスト。

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