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サッカー フットサル コラム 2022年2月7日

クラブのコンビネーションを生かした代表強化。セルティック・トリオが日本代表の前線に並ぶ日は来るか?

後藤健生コラム by 後藤 健生
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従って、コンビネーションの確立が難しくなるのだが、同じクラブの選手が一緒に出場できれば、コンビネーションの問題がある程度改善できる。

ドイツ代表ならバイエルン・ミュンヘンのセットを使って代表チームを編成することができるし、一時はスペイン代表はレアル・マドリードとバルセロナの合同チームのようだった時期もある。

日本代表でもそうだ。中国戦とサウジアラビア戦で圧倒的な存在感を放ったのが、インサイドハーフの守田英正と田中碧だったが、彼らはともに川崎フロンターレの選手として、2020年のJ1リーグ優勝の中心選手だった。また、吉田と冨安の離脱のために、中国戦とサウジアラビア戦では谷口彰悟と板倉滉がセンターバックとしてプレーして、素晴らしいパフォーマンスを示した。2人は最終予選出場は初めてだったし、2人がともにプレーした経験もなかった。

だが、板倉ももともとは川崎育ちの選手だったから、まったく知れない関係ではなかったのだ。

日本国内では圧倒的な力を持つ川崎の選手(海外に雄飛した選手も含めて)が代表の中核を担ったとしてもおかしくはない。

もしセルティック・トリオ(古橋、旗手、前田)に加えて、三笘薫も出場したとすれば、今度は守田、田中、旗手、三笘の川崎クァルテットが成立することになる。

日本人選手獲得で大成功したセルティックがいっそのこと伊東純也の獲得にでも乗り出してくれないものだろうか……。

文:後藤健生

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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