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【プレビュー】高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ2020 関東 第7節 横浜FCユース vs. FC東京U-18
後藤健生コラム by 後藤 健生 0横浜FCユース vs. FC東京U-18
FC東京U-18は、第5節終了時には4戦して3勝1分で無失点と堅固な守備を生かして首位に立っていたが、第6節で浦和レッドダイヤモンズユースに完敗を喫して3位に後退してしまった。
FC東京は、第6節ではメンバーの多くを入れ替えなければならなくなった。FC東京のトップチームは現在カタールで行われているACLに出場しているが、12月にはJ1リーグの日程も組まれているため若手中心のチームを編成せざるをえず、そのためU-18の主力級が引き抜かれたのだ。
そのため、第6節は16歳の選手多数を含む顔ぶれで急遽編成されたチームで戦った(GKで起用された齋藤朝陽は中学3年生)。
しかし、それでも浦和レッドダイヤモンズユースと互角に渡り合えたのだから、新しくメンバーに入った選手たちには自信となったはずだし、1試合を経験したことによってコンビネーションも改善されるはずだ。
一方、第6節で柏レイソルU-18を下した横浜FCユースは、他会場でFC東京U-18など上位チームが敗れたため、最終節を前に首位に立つことになった。延期試合などもあるのでこの試合で勝利してもまだ優勝は決まらないが、他チームにプレッシャーを与えるためにも何とか勝利をモノにしておきたい。
横浜FCはキャプテンで右サイドバックの田畑麟やU-16日本代表にも選ばれているCBの杉田隼などの最終ラインでゆっくりボールを回してから、攻め急ぐことなくビルドアップする独特のサッカーを披露している。
得点源は何といってもこれまで5得点を決めて得点ランキング2位につける絶対エース格の中川敦瑛だ。中盤からダイナミックに中央を突破する中川のドリブルは必見。前節の柏戦でも90+4分の中川のゴールが決勝点となった。
中川はこれまでの6試合のうち4試合でゴールを決めているが、この柏戦の追加タイムでの得点だけでなく、浦和レッドダイヤモンズユース戦では88分、横浜F・マリノスユース戦では86分と88分と試合の最終盤に貴重なゴールを決めている。
組織的で堅い守備を誇るFC東京U-18がこの中川をどのように止めるかも注目したい。
文:後藤健生
後藤 健生
1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授
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