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サッカー フットサル コラム 2020年9月25日

W杯予選集中開催の可能性。28年ぶりにドーハでの予選大会が実現か?

後藤健生コラム by 後藤 健生
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2020年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)はグループステージの途中で日程が延期となっており、アジア・サッカー連盟(AFC)は集中開催を決めた。西地区は現在カタールで大会が進行しているが、東地区はいったん10月下旬開催と決まっていた日程が再延期され、開催が実現できるか定かでない状況にある。

もし、現在のような状況が続いた場合、アジア予選の集中開催の開催地もカタールに決まる可能性が高いのではないだろうか? 東アジア諸国では他地域に比べて感染状況は深刻ではないが、だからこそ他地域からの人の入域に対して慎重にならざるを得ないのだ。

まず、カタールには2022年大会用に新設された近代的なスタジアムが多数存在する。カタールとしても、リハーサルとしてなるべく多くの国際試合を開催しておきたいことだろう。また、カタールはワールドカップには開催国として出場が決まっているので、予選には参加しないから中立国ということになる。

したがって、集中開催方式が本決まりになれば、アジア最終予選はカタールの首都ドーハでの開催となる可能性が高いように思える(東西分離方式もありうるが)。

「ドーハでの集中開催」と言えば、日本のサッカー界には「ドーハの悲劇」という鮮烈な記憶が残っている。

1994年アメリカ・ワールドカップに向けてのアジア最終予選が1993年10月にドーハを舞台に開催され、3戦目で韓国、4戦目では北朝鮮と東アジアのライバルに連勝した日本代表は最終戦を前に単独トップに立っており、勝てば文句なしにワールドカップ初出場が決まるはずだった。しかし、イラクとの最終戦では1点リードのまま迎えたアディショナルタイムに追いつかれて2対2の引き分けに終わり、勝点で韓国とサウジアラビアに抜かれて3位に転落。目の前にあったアメリカ行きの切符が消滅してしまったのだ。

ワールドカップ予選というものの難しさを日本中の人が経験し、この時にワールドカップ出場は日本にとって本当の意味での“悲願”となった。

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