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サッカー フットサル コラム 2020年9月11日

【高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ 2020 関東】チーム紹介:横浜FCユース

後藤健生コラム by 後藤 健生
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横浜FCユース

横浜FCユース

昨年のプレーオフを勝ち抜いてクラブ史上初めて高円宮杯プレミアリーグ昇格を決めた横浜FC。初めは昇格は選手たち自身も思ってもいなかったというが、プリンスリーグ関東での戦いの中でチームの一体感を高めて勝ち取った昇格だった。初のプレミアリーグ参戦は選手たちにとって大きな喜びだった。だが、新型コロナウイルス感染拡大によって待ち望んだプレミアリーグの開幕は大きく遅れてしまった。変則的な形式のリーグ戦とはなったが、選手たちにとってはまさに待ちに待ったリーグ戦開幕だろう。

しかも、同じ横浜のライバル横浜F・マリノスユースもプレミア入りしたので、このカテゴリーでも「横浜ダービー」が実現した。

クラブ全体としても今シーズンは盛り上がっている。トップチームは13年ぶりにJ1に昇格し、下平隆宏監督の下で攻撃的なサッカーで大健闘を続けている。

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また、ユース出身の斉藤光毅は一昨年16歳でトップチームにデビュー。昨年は、華麗なドリブルシュートを決めるなどクラブのJ1昇格に貢献。また、U−20ワールドカップにも最年少で招集された。今シーズンもJ1の舞台で活躍する斉藤の存在は後輩たちにとっても大きな目標となることだろう。

斉藤のほか、現在ガンバ大阪で活躍中の小野瀬康介も横浜FCユース出身でU−20日本代表の経験がある。また、ヴィッセル神戸で守備の中心として存在感を高めている大崎玲央も横浜FCの下部組織育ちだ。

横浜FCのような財政力に乏しいクラブにとって下部組織の充実はクラブ経営のためにも重要な課題だ。従って、トップチームとユースチームがそろってトップリーグに昇格した今シーズンはこのクラブにとって大きなターニングポイントとなることだろう。また、トップチームを率いる下平監督はかつて柏レイソルの下部組織で多くの優秀な選手を育てた経験の持ち主だ。ユース年代について理解のある監督だけに、ユースで活躍すればトップ昇格の道も開かれるに違いない。

キャプテンの田畑麟を中心にコレクティブなチームの中で、MFの中川敦瑛が攻撃を組み立てる。上位進出、そして横浜F・マリノスユースとのダービーでの勝利が大きな目標となるだろう。

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文:後藤健生

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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