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日本サッカー協会は今年の「天皇杯JFA全日本選手権大会」の大会方式を大幅に変更した。それによると、今年の天皇杯は各都道府県代表などの“アマチュア・チーム”だけで準々決勝までが行われ、Jリーグ勢はJ1の上位2チームだけが12月27日に予定されている準決勝から登場することとなった。つまり、J1の3位以下やJ2、J3のチームは天皇杯に参加しないということになる。
いわば、“アマチュア・チーム”によって挑戦者を決定して、プロのトップツーに挑戦するという変則的な形だ。昨年も、法政大学やHonda FCがJリーグ勢を苦しめたことをご記憶だろうが、今年は“番狂わせ”を2回起こせば優勝に手が届くのだ。JFLや大学の強豪にとってはチャンスが広がる。ぜひジャイアントキリングを狙ってほしい。
日本協会がこういう決定をしたのは、もちろん新型コロナウイルス(Covid−19)の影響である。
Jリーグは第2節以降の試合がすべて延期されており、再開の見通しはまったく見えない。そして、Jリーグは「全試合の75%以上の試合が開催できなかった場合には大会は不成立となり、順位を決定しない」ということも決めている。そこで、サッカー協会はJリーグのクラブは天皇杯には参加させず、リーグ戦の日程を優先させ、大会を成立させようと考えたのだ。
Jリーグを天皇杯の日程から解放し、通常なら12月第1週に設定される最終節を12月下旬まで延ばすことでリーグ戦の日程の消化が可能になる。
というわけで、決定自体については仕方のないことかもしれないが、残念なのは今年の天皇杯が「第100回」の記念大会だったからだ。この大いに祝うべき百周年大会が変則開催となったのはなんとも残念な事だ。
「天皇杯が今年で第100回大会だった」ということは、この大会が今から100年前に始まったということだ。そう、第1回大会は1921年の9月に「ア式蹴球全国優勝大会」という名称で東京の日比谷公園のグラウンドで行われ、「東京蹴球団」が優勝している。「東京蹴球団」は、日本で最初に本格的にサッカーに取り組んだ東京高等師範学校(東京高師)や豊島師範、青山師範などの卒業生によるクラブチームだった。
東京高師は、旧制中学(現在の高等学校に当たる)の教師を養成するための学校。その他の師範学校は、旧制中学より年齢が下の学校の先生となるための学校だった。
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