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サッカー フットサル コラム 2020年1月20日

安部裕葵のバルサBをキケ・セティエーンが見守る。「自分がやることはこのチームのために必死に走ること」

サッカーニュース by J SPORTS 編集部
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安部裕葵

バルサB安部裕葵は10試合連続のスタメンと、すでに攻撃の一角として重要な役割を担う。直近のエスパニョールB戦では左サイドで先発、しかし今節のバダロナ戦では再びセンターフォワード(CF)でプレー。バダロナは以前、14シーズンにわたって2部で戦った古豪。しかし今シーズンはセグンダB(実質3部)の下位に甘んじている。

試合はバルサトップチーム監督に就任したキケ・セティエーンが見守る中、前半43分バルサBのカウンター、くさびを受けた安部がハーフライン付近、右アウトダイレクトで左に落とすとそのまま抜け出す。エリア内中央左でグラウンダークロスを受け、さらに突破を図るも倒される。これはPKとはならなかったが、この一連のプレーでも違いを見せた。しかし前半終了間際、バダロナに先制点を許す。巻き返しを図るバルサBは後半9分、相手のクリアをエリア外中央からモンチュが豪快なボレーで同点弾を叩き込む。さらに後半34分、オランダ人MFルドヴィット・レイスの見事なスルーパスに途中出場右サイドバックモレールが抜け出し、一人かわして左足で決め、逆転。試合はこのまま終了し、安部はフル出場、バルサBが勝利をものにしている。

試合後安部は、「先制点を取られて少し苦しい展開になりましたが、後半早い時間に追いつくことができてチームとしていい雰囲気で試合を終えることができたと思います」と逆転劇の勝ち点3獲得に満足。さらに「前向きに考えるのであれば、ぼくたちには逆転できる力があるということ。ネガティブですが、失点をしてしまっていると考えることもできます。でも前向きに考えようと思います」と反省も怠らない。前半終了間際という嫌な時間帯の先制点を許して迎えたハーフタイムについては、「選手同士、厳しい声もあり、そういう声をかけてくれる選手もいます。ぼくにできることは、言葉ではあまりうまく伝えられないですけど、顔を上げてポジティブに頑張ろうということはずっと言っていました」と味方を鼓舞することも忘れない。

トップチームの新監督キケがこの試合を見ていたことには、「もちろん見てもらえることは光栄です。ただ自分がやることはこのチームのために必死に走ること」とぶれない真の強さを見せた。

文:J SPORTS 編集部

J SPORTS編集部

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