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4度目の大会制覇にして、同国初のワールドカップ連覇を狙うアメリカと、初の決勝進出を果たしたオランダという組み合わせになった、2019年FIFA女子ワールドカップ決勝。
準決勝のイングランド戦で出場機会のなかったキャプテンのラピノーをスタメンに戻したアメリカに対し、オランダも爪先のケガが心配されたマルテンスをスタメンに並べ、両チーム共に万全のメンバーがピッチに立つ中、キックオフの笛を迎えた。
今大会全試合で開始12分以内に得点を挙げてきたアメリカは、この試合でも立ち上がりから主導権を握りつつ、ロングボールを織り交ぜながら攻勢を強める。
オランダは自陣でのプレーが長くなるなか、集中力を切らさず、無失点で序盤の12分を乗り切る。
通常の3トップではなく、スピードのあるベーレンスタインを1トップに置いたオランダは、受け身となりながらも落ち着いて試合を進め、27分までアメリカのシュートを封ずる中、時折カウンターでチャンスをうかがう。
対するアメリカは35分過ぎから、ラピノーを起点に立て続けに決定機を作るも、オランダは守護神ファンフェーネンダールの好セーブ連発で事なきを得る。
その後、オランダはセットプレーから何度かチャンスを作るも、結局前半はオランダが守り切り、アメリカが攻め切れないまま前半終了の笛を迎えた。
FIFA 女子 ワールドカップ フランス 2019
決勝 アメリカvs.オランダ
後半に入るとオランダがプレスの位置を高め、積極的にパスを繋ぐ本来のスタイルでプレーし始めたことで、よりオープンな展開となる。
試合が動いたのは、61分。その少し前のプレーでモーガンがエリア内でファンデルフラフトに倒され、一旦はコーナーキックの判定が下されるも、VARによりPKに判定が覆り、これをラピノーが冷静に決めてアメリカが先制に成功する。
この後、得点が必須となったオランダが前掛かりとなったことで、試合はさらにオープンな展開となる。
すると69分、アメリカはショートカウンターからペナルティエリア付近へ持ち込んだラベルが、自ら放ったシュートでネットを揺らし、大きな追加点を挙げる。
2点を追うオランダは70分にロールト、73分にファンデサンデンを投入し、システムを3バックに変更してゴールを狙いに行くも1点が遠く、試合巧者振りを遺憾なく発揮したアメリカが、貫禄のワールドカップ2連覇達成を果たした。
J SPORTS 編集部
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