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既に両チーム共に決勝トーナメント進出が決定しており、グループDの首位通過が懸かった一戦は、日本の勝利で日本のグループ首位通過が、それ以外の結果でイングランドが首位通過を決める状況でキックオフを迎えた。
序盤は第2戦からスタメンを8人入れ替えたイングランドがポゼッションを高める中、前節から2人スタメンを入れ替えた日本は、ショートカウンターからの攻撃を狙う展開となる。
試合が動いたのは14分。スタンウェイの縦パスに反応したホワイトが、日本の守備ラインの裏を取り、キーパーと1対1になると、冷静にゴール右隅に流し込みイングランドが先制に成功する。
これで完全に主導権を握ったイングランドは、勢いそのままに強烈なミドルシュートや高さを活かしたセットプレーで日本のゴールに襲いかかる。
一方、時間と共に落ち着きを取り戻した日本は、30分過ぎから高い位置でボールが回り始めるも、決定機を作り出すまでには至らず、無得点のまま前半を終えた。
後半は立ち上がりこそ、イングランドが右サイドの攻撃を主体に何度かチャンスを作りかけるも、その後は高い位置からプレスをかける日本の守備が奏功し一進一退の攻防に。
62分、日本は菅澤と横山を同時に投入し、停滞気味だった攻撃面での活性化を図る。日本はこの選手交代を機に、次第に相手陣内で攻撃の形を作り始め、イングランドが守勢に回る展開となる。
しかし、この後ネットを揺らしたのはイングランドだった。84分、左サイドでの速いパス交換から最後はホワイトがシュートを決め、イングランドが貴重な追加点を挙げる。
日本は89分に菅澤がキーパーと1対1になるチャンスを迎えるも、ここはGKバーズリーに軍配が上がる。
結局。このままタイムアップとなり、ゴール前の精度で大きな違いを見せたイングランドがグループ首位通過を果たした。
日本はアルゼンチンとスコットランドが引き分けたことにより、2位での決勝トーナメント進出となり、6月26日(水)午前4:00から、グループEの1位(オランダかカナダ)と対戦する。
◆グループD 順位
1位 イングランド:勝ち点9(3勝0敗/得失点差+4)
2位 日本:4(1勝1分1敗/-1)
3位 アルゼンチン:2(2分1敗/-1)
4位 スコットランド:1(1分2敗/-2)
◆グループD 結果
・6月09日(日)イングランド 2-1 スコットランド
・6月10日(月)日本 0-0 アルゼンチン
・6月14日(金)日本 2-1 スコットランド
・6月14日(金)イングランド 1-0 アルゼンチン
・6月19日(水)日本 0-2 イングランド
・6月19日(水)スコットランド 3-3 アルゼンチン
J SPORTS 編集部
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