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サッカー フットサル コラム 2019年6月19日

なでしこジャパン、地元紙が岩渕真奈に注目。FIFA女子ワールドカップ

サッカーニュース by J SPORTS 編集部
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すでに3大会連続で、FIFA女子ワールドカップ決勝トーナメント出場を確定させている『なでしこジャパン』が、イングランドとのグループリーグ最終戦に向かう。

グループDの1位勝ち抜けをかけた同試合を前に、開催国フランスのスポーツ日刊紙「レキップ」は、それぞれのチームの注目人物を紹介した。

イングランド側でクローズアップされたのは、元名選手にして、現在は女子代表監督を務めるフィリップ・ネヴィル(元マンチェスターU/エヴァートン)。一方、日本側で大きく取り上げられたのは、フォワードの岩渕真奈だ。

「ブチ、昇った太陽」と大きな見出しがつけられた記事は、「10年以上前から寄せられてきた期待に、ようやく応えられる時が来たようだ」との前振りから始まる。

10年以上も前に、岩渕選手の強さに唸ったのは、元U17フランス女子代表のジェラール・セルジャン監督。

2008年にニュージーランドで開催された、U17ワールドカップで日本はフランスを7-1で破った。この日の岩渕選手は得点こそ挙げなかったものの、セルジャン氏によれば「彼女が僕に悪夢を見せた張本人」だった。

「司令塔として彼女はずば抜けていた。試合後に周りにこう言ったものさ。彼女こそ、女子サッカー界の未来のスターのひとりだよ、と」。

同記事は岩渕選手のドイツでのキャリアや、とりわけ度重なる故障ついて言及。さらには、INAC神戸レオネッサでの完全復活、昨年4月アジアカップでのMVP選出を紹介し、岩渕選手が再び期待の中心に戻ってきたことを告げる。

「素晴らしいことに、対スコットランド戦では、彼女が先制点を決めた。流れの中からの、見事な右足からのシュートだった」。

そして、「フランス開催の今ワールドカップで、もしジェラール・セルジャンが予言したとおり、岩渕自らが、我こそ世界屈指のストライカーであると証明したとしたら?」。

「この件について質問された日本代表監督は、慎重な姿勢を崩さなかった。『マナはスコットランド戦で自分の役割をしっかり果たした。これ以上、この件について付け加えることはない』と。

まるでこのストライカーが、再びとてつもない期待を呼び起こすことを、恐れているかのように」。

◆グループD 順位
1位 イングランド:勝ち点6(得失点差+2)
2位 日本:4(+1)
3位 アルゼンチン:1(-1)
4位 スコットランド:0(-2)

◆グループD 放送予定・結果
・6月09日(日) イングランド 2-1 スコットランド
・6月10日(月) 日本 0-0 アルゼンチン
・6月14日(金) 日本 2-1 スコットランド
・6月14日(金) イングランド 1-0 アルゼンチン

・6月19日(水)深夜3:45 日本 vs. イングランド
・6月19日(水)深夜3:45 スコットランド vs. アルゼンチン

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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