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サッカー フットサル コラム 2018年7月5日

90年イタリア大会以来の4強入りはなるのか?優勝の可能性も出てきたイングランド

元川悦子コラム by 元川 悦子
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スウェーデンにはヴィクトル・リンデレフ(マンチェスターU)らイングランドでプレーする選手も少なくないだけに、手の内は分かりあっているチーム。欧州予選プレーオフでイタリアを徹底した堅守で封じ込めたのが記憶に新しいが、その堅守はロシアワールドカップに来ても健在。ここまで3試合で失点を許したのはドイツ戦の2点のみ。それ以外の3試合は全て完封勝利を挙げているから、その強固な守備組織にイングランドも苦しみそうだ。

そこでやはり期待されるのが、ケインの決定力だ。もちろんスターリングやリンガード、デレ・アリ(トッテナム)ら若くフレッシュなアタッカー陣の推進力も魅力だが、今回のイングランドは大黒柱の存在があってこそ。ケインが点を取るか否かでチーム全体の流れが変わってくると言っても過言ではない。

ベンチには岡崎慎司の同僚であるジェイミー・ヴァーディー(レスター)やダニー・ヴェルベック(アーセナル)も控えてはいるが、ガレス・サウスゲート監督のケインに対する信頼は絶大だ。彼が封じ込められるようなことがあると、90年イタリア大会以来、28年ぶりの4強入りの夢が幻と消えるかもしれない。それは大会の盛り上がりを考えてもマイナスだ。ケインを軸としたイングランド攻撃陣がスウェーデンの堅牢な守備を崩せるか否か。そこに注目して、7日の大一番を見たい。

代替画像

元川 悦子

もとかわえつこ1967年、長野県生まれ。夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターに。Jリーグ、日本代表から海外まで幅広くフォロー。ワールドカップは94年アメリカ大会から4回連続で現地取材した。中村俊輔らシドニー世代も10年以上見続けている。そして最近は「日本代表ウォッチャー」として練習から試合まで欠かさず取材している。著書に「U-22」(小学館)「初めてでも楽しめる欧州サッカーの旅」(NHK出版)ほか。

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