分不相応にもパリSGと接触を図ったフェライニは退団必至！？

【MANCHESTER CITY】
●契約満了：ヤヤ・トゥレ
週給22万ポンド（約3000万円）のヤヤは、フリートランスファーで退団する。契約延長はありえない。さて、ジョゼップ・グアルディオラ監督は「大物を1、2名」と夏のプランを語っていたが、DFラインのテコ入れが有力だ。フル稼働が難しくなったヴァンサン・コンパニに匹敵するCB、員数不足の左サイドバックがメインターゲットだ。

【MANCHESTER UNITED】
●契約満了：マイケル・キャリック、アシュリー・ヤング、マルワヌ・フェライニ、アンデル・エレーラ、ダレイ・ブリント、マッテオ・ダルミアン、ルーク・ショー
キャリックはコーチに就任し、ジョゼ・モウリーニョ監督が信頼を寄せるヤングの残留は決定的だが、そのほか6選手は退団濃厚だ。フェライニは分不相応にもパリ・サンジェルマンと接触し、ブリント、ダルミアン、ショーは満足なチャンスさえ与えられなかった現状を踏まえると、ユナイテッドを離れる公算の方が大きい。さらに、チーム内の序列が低くなったエレーラも、新天地を求めるのではないだろうか。

【TOTTENNHAM HOTSPUR】
●契約満了：ヤン・ヴェルトンゲン、エリック・ラメラ
ヴェルトンゲン、ラメラともにマウリシオ・ポチェッティーノ監督との関係が良好であるため、まもなく契約更新とみていいだろう。残り2年のハリー・ケイン、クリスティアン・エリクセン、4年のデリ・アリも、超天文学的な額のオファーさえ届かなければ、来シーズンもトッテナムでプレーしているに違いない。しかし、待遇改善を要求するダニー・ローズはユナイテッド、トビー・アルデルヴァイレルトはパリSGへの移籍が有力視されている。