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このブログについて

プロフィール写真【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
主幹調査役
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在はツアー・オブ・ジャパン大会ディレクターとしてレース運営の仕事に就いている。

2020年08月16日

災難続きの土曜日...

しゅ~くり~むら by 栗村 修
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※システム側のトラブルにより一部改行が反映されない状態となっております。大変申し訳ございません。

昨夜は、J SPORTSで放送されている「クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ(2.UWT)」と共に、モニュメント(世界5大クラシック)の一つである「イル・ロンバルディア(1.UWT)」が同時開催され、贅沢な土曜日の夜になりました(なるはずでした...)。

まず、クイーンステージとなったドーフィネ第4ステージは、ベルナルのDNSやレース序盤に発生した落車の影響などから目立った総合争いは起こらずに、序盤から逃げた選手の中から期待の若手レナード・ケムナ(ドイツ/ボーラ・ハンスグローエ)が最後の上りで抜け出して見事ステージ優勝を飾りました。

有力選手のネガティブ情報は以下のようになっています。

・ドーフィネ関連ネガ情報
ベルナル(イネオス):背中の痛みを訴えてDNS
トーマス(イネオス):早々にメイン集団から遅れる
フルーム(イネオス):グルペットF
ログリッチ(ユンボ):落車(擦過傷、打撲?)メイン集団F
クライスヴァイク(ユンボ):落車(肩脱臼)DNF
ピノ(グルッパマ):落車(擦過傷、打撲?)メイン集団F
Aイエーツ(ミッチェルトン):早々にメイン集団から遅れる
ブッフマン(ボーラ):落車(骨折なし?)DNF

同時開催となったロンバルディアでは、最後の上りで単独アタックを決めたヤコブ・フルサン(デンマーク/アスタナ)が、昨年のLBL(当時34歳)に続き35歳にして2つ目のモニュメント制覇を達成しました。一方、ベネット(ユンボ)と共にこのレースの2大優勝候補に挙がっていた若きスーパースターエヴェネプール(ドゥクーニンク)が、コース途中の橋から転落して大怪我を負うというビッグアクシデントに遭ってしまい、ジロ出場(今シーズン中の復帰)が絶望的となってしまいました...。

・ロンバルディア関連ネガ情報
エヴェネプール(ドゥクーニンク):橋から転落(骨盤骨折、肺挫傷)DNF
シャフマン(ボーラ):一般車両と激突(鎖骨骨折)7位F

そしてもう一つ心配事が...。

ロンバルディアはある程度規制されていた印象でしたが、ドーフィネではここまで観客のコントロールがほぼされておらず、マスクをせずにギュウギュウになって大声で声援を飛ばす観客の姿が連日国際映像で配信されています。

そんな中、昨日、フランス保健省が5月11日のロックダウン解除後としては最多となる新型コロナウイルス新規感染者がでたことを発表しました。

PCR検査数の増加やバカンスなどが影響している様ですが、一方、パリでは屋外でのマスク着用義務化など、ツール開催に向けての若干不安要素が増えている感があります。

私自身、UCIレースの主催者でもあるので、7月以降のレースの様子をずっとチェックしてきましたが、ここまで思いのほか普通にレースが開催されており、UCIが発表したガイドラインを最初に見たときの印象(かなり厳しいなと感じた...)とは多少のズレを感じていたりもします。

引き続き注意しながらレースを観ていきたいと思います...。

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