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【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
たまに、「頭のなかはいまの状態で◯歳に戻ったらどうするか」シリーズを妄想する時があります。
そこで今回は、お題を「ロードレース選手」に限定して、「もしも5歳に戻ったらどうするのか」を考えてみました。
まずはこれまでの自分の歩みを簡単にまとめてみました。
◯5歳〜15歳
・ずっとサッカー少年
・長距離走が速かったので中学の時は陸上部にも所属して神奈川県駅伝大会で3位
・中学生の時にロードバイク風自転車を手に入れて友達と部活の合間にロードレースごっこ
◯15歳〜
・本格的に自転車競技(ロードレース)をはじめる
・高校2年の夏に高校を中退して半年後にフランスへ行く
◯24歳〜
シマノ(現在のUCIコンチネンタルチーム)入り
◯26歳
ムロズ(現在のUCIプロチーム)入り
それでは「頭のなかはいまの状態で5歳に戻ったらどうするか」について考察します。
◯5歳〜
・BMXを買ってもらう(遊びでレースなどに出場したい)
・やりたくない勉強はせずに野山を駆け回ったり多くの電子機器に触れる
・できればスイミングスクールに通わせてもらう
・英会話スクールに通わせてもらう
◯中学生
・陸上部に入って神奈川県1位を目指す
・英語だけは真剣に取り組む
・冬場はシクロクロスの大会に出場する(遊び程度)
◯高校生
・トラック中距離が強い高校に入って全国大会の個人追い抜き優勝を目指す
・筋トレやフィジカルトレーニングを本格的に学ぶ(良質の筋肉をつける)
・冬場はシクロクロスの大会に出場してジュニアの日本チャンピオンを目指す
(全体的に練習量が多くなり過ぎない様に注意する)
・勉強は英語だけは真剣に取り組む
◯大学生
・人生で初めてロードレースに真剣に取り組む
・大学に入るかはわからないが活動の場を欧州に移す
・良い指導者に出会う
・筋トレやフィジカルトレーニングを極める
・冬場はシクロクロスを続けて日本チャンピオンを目指す
エリートに上がる年齢までには欧州の「質の良いUCIプロチーム」に加入していたい。
また、U23の4年間で少なくともロードもしくはシクロクロスの日本チャンピオンになれなければ、自転車は諦めて英語力と海外経験(バイタリティ)を生かして外資系企業に就職する。
もし選手を続けられていた場合は現役中にいろんな勉強をして引退後に起業、外資系企業に就職した場合は30歳前後に退職して起業。
こんなイメージでしょうか。あくまで理想的な展開を勝手に書き連ねましたが、イメージを持つことは大切だったりします(途中でうまくいかなくなった時はその都度アジャスト)。