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【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
今年で20回目の開催を迎える国内最大規模のUCI公認ステージレース 『ツアー・オブ・ジャパン』 の大会史上初となる冠スポンサーが決定いたしました。
今回、冠協賛社に決定したのは、大阪市西区に本社を置く世界的なベアリングメーカー『NTN株式会社(代表取締役社長:大久保博司氏/東証一部上場)』 様で、3月29日に東京・恵比寿にある 『SUBARU STAR SQUARE』 にて開催予定の 『NTN presents 第20回 ツアー・オブ・ジャパン 公式記者発表』 の場で改めて皆さまにご報告する予定となっています。
現在、国内ではロード系のビッグイベント(集客や予算的な観点に於いて)として、『ジャパンカップサイクルロードレース(栃木県宇都宮市/13.5万人)』、『ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム(埼玉県さいたま市/10.1万人)』、『ツアー・オブ・ジャパン(大阪~東京/36.5万人)』 の3つのレースが開催されています。
すでに 『ジャパンカップサイクルロードレース(SUBARU presents)』 と 『ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム(J:COM presents)』 については冠協賛社を獲得しておりましたが、この度遅ればせながら 『ツアー・オブ・ジャパン(NTN presents)』 も重要なパートナーに出会うことができました。
ちなみに各大会の開催回数でみると、『ジャパンカップサイクルロードレース=25回』、『ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム=4回』、『ツアー・オブ・ジャパン=19回(前身の国際サイクルロードレースから数えると33回)』 となっています。
また、詳しくは3月29日の公式記者発表の際にご紹介いたしますが、今回、『NTN株式会社』 様が 『ツアー・オブ・ジャパン』 に対して価値を見出してくださった理由の一つに、『地域貢献及び社会貢献に力を入れている』 という部分がございました。
2015年に 『TOJ NEXT10』 という大会フィロソフィーを打ち出し、『地域貢献』 と 『自転車ロードレースのビジネスモデルの構築』 という二つの命題に取り組んできたことが、まだまだ通過点ながら今回一つの評価に繋がったと感じています。
但し、決して何か大きなことを成し遂げたわけでもなく、今後もこれまで通りに自分たちが設定した哲学に従いながら、日々の努力を愚直に繰り返していかなければなりません。
イベントの仕事をしていていつも感じることですが、本当に終わりというか区切りがなく、一つ乗り越えると、その乗り越えたことが新たな課題を生み出し、そして、またその課題と向き合っていくという、まさに連続する刹那であると痛感します。
いろいろな方々に感謝しながら挑戦を続けていきたいと思います。