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一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
J SPORTS 開局20周年を記念して誕生した J SPORTS のオフィシャルキャラクターである 『ビクトリ（大きい方）』 と 『ピクトリ（小さい方）』。
これまでは巷に溢れる各キャラクターをみても、単に 『イケてるか、イケてないか』 を主観的に判断するのみでしたが、解説者として17年間 『出入り』 してきたテレビ局初？の公式キャラが生まれたと聞き、『なぜこうなったのか？』 のかをいの一番に知りたくなった次第です。
大きい方を最初見た時は 『やはりスポーツ専門チャンネル公式なので脚が長いな』 という印象を持ち、小さい方を見た時は、『大きい方の子供か』 と瞬間的に判断を下してしまいました。
しかし、公式ホームページで調べてみると、なんと 『ビクトリ（20歳）』 と 『ピクトリ（19歳）』 は年齢1歳違いでともに大学生とのこと。
更に入っているサークルが 『放送研究会』 ということで、将来 『喋り手』 を目指している可能性があることも知りました。
それならば、解説歴17年の栗村の 『弟子入り』 を目指しているのかと聞いてみたくなるも、そこまで踏み込む（本人に聞いてみる）のは危ない領域かと思い、一先ず話しかけることはまだしておりません...
また、現在、私のメインの仕事が 『ツアー・オブ・ジャパン』 だということもあり、この様なキャラクター戦略をみると、『どうやって創り上げた』 のかが気になってきたりもします。
この場で 『製作期間』 や 『制作費』 などに触れるのは野暮（夢がこわれる）なので直接関係者に伺うとして、それでも、社内調整や承認作業なども含めてなかなかに大変な作業ではあることは容易に想像がつきます。
クリエイティブな仕事というのは、『それがわかるひと』 と 『そうではないひと』 の温度差が非常に大きくなると思うので、それらをまとめて最終的な成果物を創り出すのは余計に大変になってくるのでしょう。
ただし、それでも夢のあるお仕事であることには間違いないので、いつかキャラクター制作の案件に関わってみたい気もします。