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【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
9月19日(土)に、 『武蔵浦和コミュニティセンター(午前の部)』 及び、『荒川彩湖公園こもれび広場(午後の部)』 に於いて、 『自転車まちづくりシンポジウム in さいたま2015(主催/さいたま市)』 が開催されました。
午前の部では、順天堂大学名誉教授・博士(医学)及び日本健康体力栄養学会会長を務められている形本静夫先生と、サイクルライフナビゲーターとしてご活躍の絹代さんと共に、さいたま市が掲げる 『人と環境にやさしい 安全で元気な自転車のまち さいたま』 の実現に向けたトークショーを行いました。
もともと、宇都宮ブリッツェンの監督時代から宇都宮市の 『自転車のまち推進計画』 を身近で見てきたこともあり、さいたま市の取り組みにはある種の親近感を覚えます。
形本先生のご講演(健幸づくり~自転車のすすめ)が非常に勉強になる内容であったと同時に、個人的には苦手としている 『講演』 の進め方についてもとても参考になった次第です。
そして、午後は 『荒川彩湖公園』 に場所を移してサイクリング走行会を開催しました。
形本先生と絹代さんのお二人は豊富な経験や知識もさることがら、参加者の皆さんの興味をしっかり引き付けながらイベントを進めてくいくスキルがあるので、どちらかというと 『アドリブ・ノリ男』 の私としては感心することしきりの一日でした。
各自治体が 『自転車での街づくり』 に本腰を入れはじめているのは間違いなく、今後もこういった動きに注目していきたいと思います。