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【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
久々にモチベーションがダダ下がりました...
そんな時に登場するのが 『昔の写真シリーズ』 です。
現在、J SPORTS で OA 中の 『ダイハツ WAKE』 のCM に出演させていただいていることから今回はクルマネタで。
↑ こちらは18歳になってすぐにフランスで買ったクルマです。
チームのオジサンが安価で売ってくれました。
冬の間に日本で猛烈にバイトして貯めたお金の3分の1近くがクルマ代に消えましたが、クルマを持っていないとレースに行けないのでロードバイクと同じくらい自転車選手にとっては必需品といえます。
免許をとって最初に乗った思い出のクルマです。
↑ 続きまして、26歳の時にポーランドのプロチーム 『ムロズ』 に在籍した時に買ったクルマです。
チームの第2監督の知り合いの女性が安価で売ってくれました。
ブレーキを踏むとブレーキペダルがぐわんぐわんとしなり、高速道路を高速で巡航していると次第にパワーが低下してくる特徴を備えていました。
18歳の時に買ったクルマと比べて殆どグレードは変わっていません...
荷物を積んで比較的長距離を移動することの多い自転車選手にとっては、このセグメント以下だと色々と厳しいです。
ちなみにこの年は給与未払いでしたので、お財布的にもこのクルマが限界でした...
どちらのクルマも今となっては良い思い出です。
初心を忘れず、前向きに、いろんなことに感謝して、大きな視野を持って理想を追求していきたいと思います。