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このブログについて

プロフィール写真【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。

栗村修の日常 2013年12月07日

強さと弱さのはざま

しゅ~くり~むら by 栗村 修
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昔から人生の節目の時には大きな不安や恐怖を感じてきました。

高校を辞めてフランスへ行ったとき、、、

シマノレーシングを辞めてポーランドのプロチームと契約しポーランドの片田舎へ行ったとき、、、

他にも細々とした感情の変化をたくさん経験してきました。

但し、これらは誰しもが生きていれば必ず経験することですね。

時々思います。

恐怖や不安という感情を感じず、毎日パワーが漲っている脳みそを持っていたらどんなに頼もしいことか、と。

世の中にはたしかにそういったエネルギッシュな人たちはたくさんいます。

もしかしたら自分も周りからそのように見られているかもしれません…

強さには種類があると思います。

“鈍感力”という言葉が流行ったことがありますが、これも一つの強さなのでしょうか。

何か大きなことを成し遂げたり背負ったりするには、様々な責任や摩擦、それらが生みだすプレッシャーやストレスと向き合っていかなくてはいけません。

関係する人の数が増えれば触れるほど、当然ネガティブな感情とも向き合わなくてはいけません。

こういった時に“鈍感力”は威力を発揮しそうです。

但し、“鈍感力”を持った人というのは、周囲へ相応のストレスを振り撒いてしまっているのもまた事実ではあります。

要するに、不安や恐怖、悲しみなどを自分で受け止めるのか、それとも周りへ分散させるのか。

こうやって考えてみると、“鈍感力”は何か大きなことを成し遂げる際には非常に有効な能力ではあるものの、“強さ”とはちょっと違う気もします。

本当の強さというのは、不安や恐怖、他人の感情などを敏感に受け止めつつも、それでも血反吐を吐きながら進み続けている人のことをいうのでしょうか…

“強さ”と“弱さ”という言葉は、対義語ではなくて同義語なのかもしれません。

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