しゅ~くり~む ら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

最近のエントリー

カテゴリー

アーカイブ

2013/09

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

このブログについて

プロフィール写真【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。

栗村修の日常 2013年09月02日

サバイバルレース

しゅ~くり~むら by 栗村 修
  • Line

01
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

昨日、Jプロツアー第11戦となる 『JBCF東日本ロードクラシック』 が、日本サイクルスポーツセンターの5kmサーキットで開催され、ダミアン・モニエ(ブリヂストンアンカー)が圧倒的な力で独走を決め、完走7名というサバイバルレースを見事制しました。

アップダウンしかない過酷なコース、30度を越える猛暑、そして前半から有力選手たちが動くというサバイバルな展開となった今年の東日本ロードクラシック。

出場メンバーの質も高く、“力勝負”と表現して良い過酷なレース内容となり、そんな中で宇都宮ブリッツェンの選手たちは作戦通りにレースを運び、完走者7名という“超”サバイバルな状況下で4位(飯野選手)、6位(普久原選手)というリザルトを残してくれました。

今期初勝利はお預けとなりましたが、新チームは明らかに進化し、しっかりと機能しはじめています。

『ジロ・デ・イタリア』 でのステージ優勝経験のあるダミアン・モニエ(ブリヂストンアンカー)が力ずくで動いた状況下でもしっかり対応して先頭集団に上がった飯野選手の高い実力は疑う余地はなく、また、過酷な展開で真価を発揮する普久原選手の強さは、レース後に多くのライバル選手たちが声をかけに来ていたことでもしっかりと示されていました。

勝利を手にすることはできませんでしたが、レースを見ていて“気持ちがいい”と感じる力と力のぶつかり合いの展開だったといえます。

そして、昨日のレースでも“最多”の応援団で選手たちに熱い声援を送ってくださったブリッツェンサポーターの方々には心から感謝しております。

“日本一の応援”に応えるべく、再出発した新チームは再び頂きへと向かって歩みを進めています。

  • Line