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プロフィール写真【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。

栗村修の日常 2013年03月06日

太陽へと向かうレース

しゅ~くり~むら by 栗村 修
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3月3日に開幕したUCI World Tour 第2戦の 『パリ〜ニース』。

レース名通り、花の都パリ近郊から南仏ニースまでを8日間(プロローグ+7ステージ)かけて南下する全長 1,174km のステージレースです。

日本人選手としては、オリカ・グリーンエッジに所属する別府選手が参加。

昨日、第2ステージのレース解説を担当しましたが、レースは終始強い向かい風のなかを進み、ほぼフラットなコース設定にも関わらず平均速度が 35km/h というプロのレースとしては非常にゆっくりとした展開となりました。

コース中間にも山岳ポイントなどはなく、放送開始時の残り距離はなんと 100km 弱(通常は残り 50km ほど…)。

時折雨が降り落車が発生したりとナーバスになる時間帯もあって走っている選手たちは大変だったとは思いますが、ライブ配信で送られてくる国際映像は単調そのもの…

恐らく音を消してこの映像を3時間観つづけるという作業はかなりの難易度だと思います(日本は平日の夜の0時前後なので)。

そして、この様なステージの実況&解説というのは、視聴者が眠りに落ちないための工夫も必要になります

といっても、特別な何かを仕込んでいるわけでもないのですが…

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