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【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
本日、11月22日(木)に、2冊目となる著書『栗村修のかなり本気のロードバイクトレーニング』が出版されます。
中級者向けのトレーニング本です。
具体的なトレーニング方法や各種テクニックなどについては既に優れた解説本がいくつも出版されているので、今回はちょっと違った視点で書き上げてみました。
以下、『はじめに』の内容を少しご紹介いたします。
--トレーニング方法は一つじゃありません--
僕、栗村修はプロロードレーサーを引退してから、チームミヤタ、シマノレーシング、宇都宮ブリッツェンと3つのチームで監督やコーチを務めてきました。今年で11シーズン目です。
この11年間、いろいろ試行錯誤をしてきたわけですが、実にいろんなタイプの選手に出会ってきました。
そこで僕が感じたのは、どんな優秀な選手であってもモチベーションがなければ練習の成果も上がらないし、レースでも結果を残すことができないということです。
〜 中略 〜
この本の内容はトレーニングだけではなく、日常生活にも応用できるはずです。市民レーサーだって仕事や勉強がありますし、恋をすることもあるでしょう。そのいずれもが、目標への努力の積み重ねです。モチベーションを上げる方法や、自分自身を知ることは、どの場面でも必要なことです。仕事や勉強や恋愛で行き詰まったときにも、この本をそっと開いていただけると幸いです。