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【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
[いま思うととてつもなく濃いメンバーが集まっていた2008年のスキル・シマノ]
先日開催された『JBCF輪島ロードレース』を最後に“ミスター宇都宮ブリッツェン”廣瀬佳正選手が20年に及ぶ現役生活に終止符を打ちました。
廣瀬選手から最初に『宇都宮ブリッツェン構想』を聞いたのは2008年。
廣瀬選手がスキル・シマノに所属していた時です。
2008年は私もスキル・シマノに所属しており、主に国内レースでのスポーツディレクター業務を担当していました。
上の写真は2008年の全日本選手権ロードで野寺選手が優勝したときのもの。
改めて見ると非常に濃いメンバーだったことがわかります
あれから4年半…
『国内最強チームを創りたい』という廣瀬選手の言葉は現実のものとなりました。
4年半という数字単体でみればそんなに昔には感じませんが、上記写真を見ると遥か昔に感じてしまう自分がいます。
それこそ10年以上も前だったような気すらしてきます…
廣瀬選手は、我々に『未来とは自分で創りだすもの』ということを身をもって教えてくれたのです。