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一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
本日、いわき市21世紀の森公園に於いて『JBCFいわきクリテリウム』が開催され、41歳の大ベテラン小室選手(キャノンデール)が、1990年の東日本実業団ロード以来となる22年ぶりの勝利を見事に飾りました！
22年前、クラブチーム所属の無名の若者（当時19歳）が並み居るワークス勢を倒して挙げた勝利は、非常にセンセーショナルなニュースとして国内レース界を駆け巡りました。
しかし、その後大きな病を経験した小室選手は長期間に渡りレース界から離脱…
そして、長い長い時を経て国内トップカテゴリーでの勝利を再び掴んだのです。
2位にもチームメイトのスーパー高校生、岡選手(キャノンデール)が入り、年齢差24歳という素晴らしいワンツーフィニッシュを決めました。
8月初旬に大腿骨骨折の重傷を負い、未だ入院生活中の鈴木真理選手(キャノンデール)が創りあげた新生チームが、ここへきて大きな成果を挙げたのです。
このレース、宇都宮ブリッツェン勢は中村選手と堀選手を欠く6名がスタートし、脚のあるメンバーで攻めに攻めてレースを撹乱していきました。
積極的に戦えたことは自分たちのなかでは納得いくものではありましたが、レースというのは1位になったものが勝者であり、どうレースを戦おうと我々が敗者であることには違いありません。
今シーズン残されたレースも、引き続き自分たちが持つ信念を大切にしながら1位＝勝者を目指していきたいと思います。
※本日のレース会場で超巨大シュークリームをいただきました