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【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
本日は13日の金曜日…
英語圏とドイツ、フランスなどでは不吉な日とされている一方で、フランスでは宝くじの売り上げが急上昇する幸運な日でもあるそうです…
自転車ロードレースに於いては、ゼッケン13番を付けることになった選手が背中に2枚付けるゼッケンのうち1枚を逆さまに付けて厄払い?することでも有名な数字。
現在開催されているツール・ド・フランスでゼッケン13番を付けているのはサラブレッドライダーのトニー・ギャロパン(24/フランス/レディオシャック)。しかし、ギャロパン自身は普通にゼッケンを付けているので本人はあまり気にしていない様子です…
ちなみに、ギャロパンの父親とその兄弟(3兄弟)は全員がツール・ド・フランスを走ったことのあるエリート一家で、末っ子のアラン・ギャロパン氏は、現在、レディオシャックのスポーツディレクターを務めています。
父親とその兄弟が皆プロの自転車選手という流れでいくと、宇都宮ブリッツェンのサラブレッドライダー飯野選手を忘れるわけにはいきません。
飯野選手のお父さんは元競輪選手で、お父さんのご兄弟も皆競輪選手だったとのこと。
更に飯野選手のお祖父さんは群馬で一世を風靡した有名な競輪選手
これから飯野選手のことを『日本のトニー・ギャロパン』と呼ぶことにします。
いや、むしろトニー・ギャロパンのことを『フランスの飯野智行』と呼ぶべきかもしれません
ということで、“13日の金曜日”から取り留めもなく話が巡って参りましたが、Jプロツアーに於けるミスターゼッケン13番は宇都宮ブリッツェンの中村誠選手。
中村選手はゼッケン13番を付けて先々週に開催された『JBCF西日本ロードクラシック』を見事制しました。
そして、明後日開催される『JBCF石川ロード』もいつもの様にゼッケン13番を付けてスタートします