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このブログについて
【栗村修】
一般財団法人日本自転車普及協会
1971年神奈川県生まれ
中学生のときにTVで観たツール・ド・フランスに魅せられロードレースの世界へ。17歳で高校を中退し本場フランスへロードレース留学。その後ヨーロッパのプロチームと契約するなど29歳で現役を引退するまで内外で活躍した。引退後は国内プロチームの監督を務める一方でJ SPORTSサイクルロードレース解説者としても精力的に活動。豊富な経験を生かしたユニークな解説で多くの人たちをロードレースの世界に引きずり込む。現在は国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の組織委員会委員長としてレース運営の仕事に就いている。
今日で2月も最終日…
自分で勝手に決めた「2日に1回のブログ更新」ノルマはなんとか達成できました
ブログをはじめたのはチームミヤタ時代、あの頃は思った事を純粋に書いていた気がします
30代前半だったので気持ちもフレッシュで無駄な野心があり、たまに過激なことも書いていました。
その後、シマノレーシングに移籍してからは、業務として「チーム広報」を担当したので、自分の文章を書く時間がなく、ひたすら毎日レースレポートの作成に追われていました
なにせ、スキル・シマノのレースは感覚的に毎日ある様な状態で、これにシマノレーシングのレースレポート、更にレースがある時は現場の仕事、そしてJスポーツ中継の仕事をプラスすると、そりゃあも「24時間自転車レース」といった状況でした
人間、キャパを超えると脳が停止するというか、特に同カテゴリーへの作業意欲は目に見えて低下します…
今だから笑えますが、7月のツール・ド・フランスの時期はそりゃもう大変で、Jスポーツ中継に集中する裏で、深夜に帰宅後、毎日ツールのレースレポートブログを作成し、そのまま寝ないで朝5〜6時くらいにフランスから届く今西SDのメールを受け取ってメルマガを配信、週末はイベント&Jサイクルツアーがあり、Jサイクルツアーでの現場作業とこれまたレースレポートとフォトギャラリーの作成などなど…
ダメ押しとして、ツアー・オブ・チンハイレイクが途中からはじまったので、こちらのレポート作成も行っていました
まあ基本ドMなので若干気持ちよくもあったのですが、こんな状況だと感性は停止し、「自分の言葉」で文章を作成する気力は当然失せていきます。
ちょっと大袈裟に書きましたが、そんなこんなでこの時期の「ブログ」は任意ではくて、「ノルマ」の様な存在となっていましたね
あと、シマノレーシング時代は、なるべく目立ち過ぎないように気を遣っていたのもあります。
そして、再び「監督」という立場でブログを書くことになりました
監督ブログというのは、ある意味でチームの顔となる側面があります。
ゆる〜いブログを書けばゆる〜いチームの印象となるでしょうし、かた〜いブログを書けばかた〜いチームの印象となります。
絵文字を多用すれば、柔軟なチーム or チャラいチームの印象となるかもしれません。
また、更新サイクルがしっかりと守られていれば、計画性があるチームといった印象を与えるかもしれませんね
そもそも監督がブログなど書いていないチームもありますが、そういったチームのイメージはどんな風に映るのでしょうか?
もちろん、全てがブログの内容とリンクする訳ではありませんが、日々の文章を見ているとその人の考え方や生活というのは嫌でも滲み出てくるので、それがそのグループの管理者ならば余計に気を遣う必要があるのでしょう。
「口は災いの元」ということわざがありますが、情報を発信するということはそれだけ大きなリスクを背負う事になります。
ですから、それなりの知識と信念、また人の気持ちを読める能力がないと、「失敗したり」、「調子に乗り過ぎた」ときはガツンとやられてしまいます。
ここまでの自分のブログを読み返してみると、まあキャラはコロコロと変わっているし、内容もあっちこっちへと飛んでるし、落ち着きがない感じがしますね
問題は、それが「コントロールされている上でなのか?」と、「信念にブレがないか?」という部分になると思うので、そのうち誰かに分析してもらおうと思います
さあ、3月のノルマは「3」なだけに、3日に1回更新にしようかな?
そうなると、4月は4日に1回更新か、良いシステムだ
はい、そんなことしてたらチームがどんなイメージとなるかはよく理解しております
ああ、また自ら敷居を上げてしまった…