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サイクル ロードレース コラム 2024年3月4日

【Cycle*2024 ストラーデ・ビアンケ ドンネ:レビュー】世界女王ロッテ・コペッキーがシエナ・カンポ広場に虹を架ける! マイヨ・アルカンシエルでの勝利に「一生に一度の喜びかもしれない!」

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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ストラーデ・ビアンケ ドンネ

激坂サンタ・カテリーナ通りでコペッキーがロンゴボルギーニを置き去りに

前週のオンループ・ヘット・ニュースブラッドでは、自信をもって臨みながらもまさかの敗戦。相手がマリアンヌ・フォス(ヴィスマ・リースアバイク)だったこともあるが、それにしても想定外の結果だった。そこで、この日は「レースをコントロールすること」をチーム内で徹底してスタートラインについていたという。残り30kmを切ってからはエース格のニアム・フィッシャーブラックを送り出して勝負に向けた基盤を固め、コペッキーとフォレリングの攻撃態勢を強化したことも奏功。チームを指揮するダニー・スタム氏も「1日を通して常に存在感を示せた。きっと誰にもまねできないチームプレーだ」と胸を張った。

これでチームSDワークスは、4年連続でストラーデ・ビアンケ ドンネを制覇。また、前身のボエルス・ドルマンスサイクリングチーム時代から数えると、10大会中7勝という驚異の数字を記録。今回はフォレリングも表彰台の最後の1枠を押さえ、ワン・スリーフィニッシュとなった。

UCIウィメンズワールドツアーは男子よりひと足早くレース数をこなしていて、これで5戦まで終了。次は3月10日のロンド・ファン・ドレンテが控える。さらに先には北のクラシック、アルデンヌクラシックが待っており、熾烈な戦いから一層目が離せなくなる。

文:福光 俊介

福光 俊介

ふくみつしゅんすけ。サイクルライター、コラムニスト。幼少期に目にしたサイクルロードレースに魅せられ、2012年から執筆を開始。ロードのほか、シクロクロス、トラック、MTB、競輪など国内外のレースを幅広く取材する。ブログ「suke's cycling world」では、世界各国のレースやイベントを独自の視点で解説・分析を行う

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