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【Cycle*2024 アルウラー・ツアー:プレビュー】歴史的文化に満ちるアルウラーで「日本ロードレース界の歴史」が動く 2年連続参戦のJCL TEAM UKYO、エースの山本大喜「ステージ優勝を狙う」
サイクルロードレースレポート by 福光 俊介マラヤコンサートホール横を通るプロトン
しかし、転んでもただでは起きないのが彼らである。昨シーズン、アジアのレースを席巻し、今大会の自動招待(前年UCIアジアツアーのチームランキング上位3チームに、同ツアーの出場権が付与される)を得て挑む今回は、山本にして「ステージ優勝を目指す」という明確な目標が生まれた。日本の精鋭部隊として駆けた昨年から、今度はアジアの精鋭部隊としてワールドクラスにチャレンジする。
古代と近現代の街並みが融合するアルウラーの街を基点とする全5ステージ。シリア・ダマスカスとサウジアラビア・マディーナを結ぶ長距離鉄道の主要駅として栄えた、アル・マンシヤ駅跡地を発着する第1ステージはスプリンター向け。続く第2ステージは、最後の約5kmでフィニッシュまで一気の上り。スプリンターが生きのこるか、はたまた個人総合争いの号砲が鳴り響くか。
スプリンター向けの第3ステージは、ラクダレースで知られるアルウラー・キャメルカップの会場を目指すルート。前記したヘグラを出発する第4ステージは、世界最大のガラス建築であるコンサートホールが置かれるマラヤにフィニッシュ。
最後を飾るのは、昨年は第4ステージに登場したハラット ウェイリッドの急坂アタック。登坂距離2.8km、平均勾配12%で、上り始めて1kmで16%、18%と勾配が厳しくなる。前回はここで集団が崩れ、頂上からフィニッシュまでの約8kmは前線に残ったメンバーによる勝負となった。
それぞれに特色あるコースに加えて、ポイントとなるのが風。横から、または斜めからの強い風による集団分断は、レース展開を大きく左右する。
参戦するのは18チーム。とりわけ、中東にゆかりのあるジェイコ・アルウラー、バーレーン・ヴィクトリアス、UAEチームエミレーツが強力だ。
実質のホームチームであるジェイコ・アルウラーは、前回1勝を挙げているエーススプリンターのディラン・フルーネウェーヘンを再び送り込む。さらには、押しも押されもせぬ総合エースのサイモン・イェーツを動員し、大会制覇をもくろむ。
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