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サイクル ロードレース コラム 2024年1月9日

【2024展望 | サイクルロードレース】新しい年は、新しい物語の始まり。熱狂必至の新シーズンが幕を開ける!

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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マチュー・ファンデルプール

マチュー・ファンデルプール

代わりにリエージュ〜バストーニュ〜リエージュやイル・ロンバルディアで、ようやく本気のレムコvsポガチャルが実現するかもしれない!

同じ2019年にプロ入りし、いずれも「神童」の呼び名をほしいままにしてきた2人だが、代表戦を除くとたったの14日間しか同じレースを走ったことがない。しかも昨春レムコのリエージュ連覇の際には、ポガチャルが落車骨折で去り、昨秋ポガチャルのロンバルディア3連覇時には、レムコがレース序盤に落車出血。この春こそ、2人のガチガチのバトルが、絶対に見たい。

ちなみに1年前はファンアールトがリエージュで3位表彰台乗りを果たし、ファンデルプールも2020年大会で6位に食い込んでいる。「勝ちたいレースはもはやすべて勝った」と豪語するマチューは、次はリエージュに狙いを定めるのではないかと噂されている。

■2024年グランツール、久々のダブルツール成功なるか

ジロ・デ・イタリアに、いよいよポガチャルが初めて乗り込む。しかも、プロ1年目から毎年1つずつグランツールに出場し、そのすべてで総合表彰台に上がってきた25歳は、プロ6年目にしてルーティーンを変える。それがジロとツールのダブル参戦で……目指すはダブル総合優勝!

1998年のマルコ・パンターニを最後に、いわゆる「ダブルツール」を成し遂げたチャンピオンは存在しない。かつてアルベルト・コンタドールが、2度、挑戦に失敗した。最近では2018年にクリストファー・フルームがトライしたが、惜しくもジロ1位&ツール3位に甘んじた。

マリア・ローザで表彰台にのぼるゲラント・トーマス(イネオス・グレナディアーズ)

ゲラント・トーマス

そもそもポガチャルがダブルツールに挑むための、第一条件は、5月のイタリアでマリア・ローザを持ち帰ること。まずは37歳ゲラント・トーマス、復活ナイロ・キンタナ、電撃移籍キアン・アイデブルックス等々、手強いライバルたちをまとめて蹴散らさねばならない。

同じくジロ初出場のファンアールトは、総合争いなど念頭になく、いつも通り区間獲りに集中するとのこと。なんと言っても現役屈指の謎脚質オールラウンダー。初日マリア・ローザは射程圏内だし、6日目には「白い道」もあるし、2回のタイムトライアルではフィリッポ・ガンナとの一騎打ちが期待できそうだし、正直少なく見積もっても「ワウト向きステージ」が二桁はある。

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