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サイクル ロードレース コラム 2024年1月9日

【2024展望 | サイクルロードレース】新しい年は、新しい物語の始まり。熱狂必至の新シーズンが幕を開ける!

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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SPORTS サイクルロードレース【公式】YouTubeチャンネル

【ハイライト】UCI世界選手権大会 男子エリート ロードレース|Cycle*2023

レムコ・エヴェネプール

レムコ・エヴェネプール

また2022年の秋にロードレースで世界一になったレムコ・エヴェネプールは、2023年の夏には、23歳で「史上最年少」個人タイムトライアル世界王者に。ポガチャルと同様にグランツールタイトルこそ逃したが──2人とも、ある意味では主役だった──、自身2度目のリエージュはきっちりと手中に収めた。

■2024年モニュメント、主人公は誰だ

夢は5大モニュメント全制覇。こう公言してはばからないポガチャルの春一番の目標は、もちろんミラノ〜サンレモ優勝に違いない。

過去2大会のポガチャルは苦杯を喫した。チーム一丸となってレースを激化するも、一昨季は下りでマテイ・モホリッチにぶち抜かれて5位、昨季はポッジオ最終盤でファンデルプールの加速に反応できず4位。果たして今年は、「クラシチッシマ」攻略に向けて、どんな作戦で挑むのだろうか?もしもミッションを成功させた場合、史上7人目の、そして現役では唯一、モニュメント4種類を掌握することとなる。

ワウト・ファンアールト

ワウト・ファンアールト

一方では2020年勝者ワウト・ファンアールトは、サンレモを欠場予定。所属チームのヴィスマ・リースアバイクがスプリンター中心でメンバーを組んできた場合、3年ぶりに「スプリンターズクラシック」らしい風景が繰り広げられる可能性もあり。

そのファンアールトは、すでに3度制しているシクロクロス世界選手権も、サンレモもスキップして、春はひたすら石畳2大モニュメントへと照準を合わせる。この冬のシクロクロスは、あくまで春を想いながら走り、宿敵マチューに歯が立たず2位続きだろうが、あっさり「クラシックに向けた調整」と割り切るほど。

至極当然ではあるけれど、この冬まさしく無敵状態のファンデルプールも、サンレモからルーベまで容赦なく獲りに行く。

ただ残念ながら、もはやフランドルをクリア済みのポガチャルは、この春は石畳に戻らないつもりだから、昨シーズン通してファンを夢中にさせたマチューvsワウトvsポガチャルの三つ巴戦はどうやらしばらくお預けだ。

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