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サイクル ロードレース コラム 2023年10月12日

【Cycle*2023 ジャパンカップサイクルロードレース:プレビュー】“This is it, the 30th Japan Cup” 30回目の真価を見せる、ワールドスタンダードの戦い

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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ジュリアン・アラフィリップ(SOQ)

ジュリアン・アラフィリップ(中央)

出場するのは、前述のとおり19チーム。UCIワールドチームは前回から1増の7チームがやってくる。

昨年、ワン・ツーフィニッシュを果たしたEFエデュケーション・イージーポストがチャンピオンチームとして戻ってくる。前回勝ったニールソン・パウレスは欠場するが、2位を押さえたアンドレア・ピッコロが今度はエースを務めることになりそうだ。

彼らを止める一番手としては、10年ぶりに宇都宮に帰還するスーダル・クイックステップが挙がる。なんといっても、ジュリアン・アラフィリップの来日がビッグトピック。ツール・ド・フランスや名高いクラシックレースで主役を張る男だから、古賀志林道の上りだってお手のもの。先のイル・ロンバルディアで良い動きを見せたファウスト・マスナダや、この秋勝利を挙げているイラン・ファンウィルデルもメンバー入りしており、戦力は今大会ナンバーワンで間違いない。

バーレーン・ヴィクトリアスは、われらが新城幸也が今年も絶対エース。コフィディスはツール2大会連続総合トップ10入りのギヨーム・マルタンアンテルマルシェ・サーカス・ワンティブエルタ・ア・エスパーニャでステージ勝利を挙げたルイ・コスタがやってくる。チーム ジェイコ・アルウラージロ・デ・イタリア個人総合7位のエディ・ダンバーが中心。リドル・トレックは、当初ジュリオ・チッコーネの参戦が見込まれていたが落車負傷で厳しい状況。代わって2015年と2019年に勝っているバウケ・モレマが3度目の優勝をかけてエースを務める公算だ。

イスラエル・プレミアテックとロット・デスティニーのUCIプロチーム勢も同ワールドチームと互角の戦力を有する。前者はクリストファー・フルームのほか、パリ~トゥールを制したばかりのライリー・シーハンがメンバー入り。後者は前回5位のマキシム・ファンヒルスが優勝候補に名を連ねる。

9チームが集う日本勢では、ホームチーム・宇都宮ブリッツェンの「赤のトレイン」が今年も見られるか。JCL TEAM UKYOには増田成幸や岡篤志、キナンレーシングチームはこの秋絶好調のライアン・カバナとドリュー・モレが控える。ヴィクトワール広島のベンジャミン・ダイボールは前回大会で3位に入っている。

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