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サイクル ロードレース コラム 2023年10月6日

【Cycle*2023 グラン・ピエモンテ:レビュー】アンドレア・バジオーリが4選手による争いを制し初優勝 大注目のワウトは丘陵地帯でのハイペースについていけず

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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J SPORTS サイクルロードレース【公式】YouTube

【ハイライト】グラン・ピエモンテ|Cycle*2023

ワウト・ファンアールトを守るユンボ・ヴィスマ隊列

ファンアールトのためのユンボ・ヴィスマ隊列

「今日は僕の日ではなかったね。勝ちたいと思っていて、チームも僕を中心にプランを考えてくれていた。チームメートも助けてくれたけど、それに応えられなかった」(ファンアールト)

アルペッテの頂上では、アロルド・テハダ(アスタナ・カザクスタン チーム)、ヨナタン・カイセド(EFエデュケーション・イージーポスト)、ルイ・コスタ(アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ)、デヴィデ・フォルモロ(UAEチームエミレーツ)が逃げ残ってリードを続ける。メイン集団は一時12人まで絞られたが、下りで多くが復帰し30人ほどまで人数を戻す。

脚のあるメンバーだけが残ったメイン集団は、最後の上り・プラスコルサーノを前に先頭4人をキャッチ。ついにレースを振り出しに戻すと、間髪入れずにこの秋好調のマルク・ヒルシ(UAEチームエミレーツ)が飛び出した。

「逃げにフォルモロが入ってくれて、僕は集団待機が可能になった。他チームの消耗を誘って、最後の上りで僕が仕掛けることもプラン通り。完璧なレース展開だった」(ヒルシ)

ヒルシの動きに合わせたのがバジオーリ。2人が先頭に立った時点で、フィニッシュまでは17km。プラスコルサーノの頂上到達に前後してアレクサンデル・アランブル(モビスター チーム)とギヨーム・マルタンコフィディス)が先頭合流を果たすと、4人の逃げは一気に加速。下りではイネオス・グレナディアーズやアスタナ・カザクスタン チームが主に追いかけて、タイム差が10秒を切るところまで迫ったが、その後の平坦区間で4人がペースを構築すると、差は拡大していった。

やがて逃げ切りは確実なものに。残り500mでマルタンが一番にアタックを試みるも、これは決まらず。アランブルが先頭に立って最終コーナーを抜けると、いよいよ優勝を賭けたスプリント。4選手の争いは、最後バジオーリとヒルシのスプリント力にゆだねられる形になって、わずかな差でバジオーリに軍配が上がった。

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