人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サイクル ロードレース コラム 2023年8月31日

【ブエルタ・ア・エスパーニャ2023 レースレポート:第5ステージ】カーデン・グローブスがステージ2連勝 「似ているようで実際はまったく違った」2つのステージを攻略

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
  • Line

無料動画

【ハイライト】ブエルタ・ア・エスパーニャ 第5ステージ|Cycle*2023

ひとり逃げとなったファグンデスは、ブエルタ史上3人目のウルグアイ人ライダー。スタート前には逃げ宣言をしており、有言実行のチャレンジとなった。

「自信はあるんだ。初めてのグランツールでどんな走りができるのか、自分自身が一番興味を持っている。個人的には今日が逃げるには狙い目だと思っているし、チームの目標である“存在感を示す”ことを体現できると良いね」(エリック・ファグンデス)

最大で5分20秒まで開いたタイム差は、アルペシン・ドゥクーニンクがペーシングを本格化させるとあっという間に縮小。残り100kmの段階でおおよそ3分30秒として、ときおりペースの調整を施しながら逃げを捕まえる然るべきタイミングを待った。

このステージ唯一のカテゴリー山岳である2級の上りが始まって、ようやく次なる動きが生まれた。フィニッシュまでは約60km、上りの頂点までは5kmのところでエドゥアルド・セプルベダ(ロット・デスティニー)が追走を開始。前日のステージで山岳賞トップに立ち、アルゼンチン人ライダー初となる同賞ジャージに袖を通したセプルベダは、ペースを上げるとすぐにファグンデスに追いついた。130km近く独走していたファグンデスには付いていく力が残っておらず、頂上を前にセプルベダのひとり逃げの状態へ。もちろん狙いは山岳ポイントで、5点を加算させている。

「1日でも長くこのジャージを着ていたいからね。どこまで着続けられるかはイメージできていないけど、しばらくは水玉ジャージを楽しむつもりだよ」(エドゥアルド・セプルベダ)

マイヨ・ロホを来て走るエヴェネプール

マイヨ・ロホを来て走るエヴェネプール

フィニッシュまで40kmを残した段階でファグンデスを捕まえ、直後にはセプルベダも引き戻したメイン集団。あとはおおむね下りと平坦とあり、残り距離を急いだ。スプリントに向けて各チームが隊列を組んで進む最中には、この日唯一の中間スプリントポイントへ。ボーナスタイムも設定されていた局面では、スプリンターたちの間隙を縫ってマイヨ・ロホのレムコ・エヴェネプールが動いた。グローブスらの追撃をかわして見事1位通過に成功。個人総合争いに貴重な6秒をゲットしている。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!

サイクル ロードレースの放送・配信ページへ