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サイクル ロードレース コラム 2023年8月28日

【ブエルタ・ア・エスパーニャ2023 第2ステージ結果速報】アンドレアス・クロンがグランツール区間初優勝、アンドレア・ピッコロがマイヨ・ロホ獲得

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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第3ステージコースマップ

第3ステージコースマップ

8月28日(月)第3ステージ
スリア > アリンサ.ルアンドラ
158.5 km(山岳)

2023年ブエルタは容赦しない。開幕してたったの3日目に、いきなり難関山頂フィニッシュが組み込まれた。しかも、たどり着く先は、ほぼ標高2000m。3週間後の栄光を追い求める者たちは、早くもトップギアに切り替えねばならない。

目指すはピレネー山脈の小国アンドラ。ブエルタはもちろん、ツールでもおなじみの山国へ入るまでは、これといった難所は登場しない。それでもカステルタヤ山塊の麓から走り出すステージ前半は、小さなアップダウンには事欠かないし、カルダネー川のほとりを走る道は、幾多のうねりもはらむ。50kmほど進んだ先で進路を北に取った後も、じわり、じわり、と少しずつ標高を上げていく。

107.1km地点で国境を越えたら、あとはひたすら高山の戦いへとまっしぐら。延々30kmかけて山を上る途中の、標高1000mを超えた先に中間スプリントが待ち受けているのは、まさにブエルタならではと言うべきか。その長い山道の終わりに、1級オルディノ峠(登坂距離8.9km)に差し掛かると、勾配は一時7%台へと跳ね上がる。標高1980mまで上り詰めた果ての、酸素の薄い山頂には、ボーナスタイムもかけられている。

ヘアピンカーブ多発の長い下りを挟み、改めて上りへ。スキーリゾートとして名高い1級アリンサルで、史上初めてブエルタの区間フィニッシュが争われる。全長8.3km・平均勾配7.7%の山道は、登れば登るほど険しさは増していく。中でも山頂まで4kmを切ると、10%前後の難勾配が延々2kmにわたり続く。最大13%ゾーンもあちこちに散らばる。

勝負が決するのは標高1914mの山の上。幾多の尾根を見下ろすように、あたりには雄大な景色が広がり、真の山男がゆうゆうとマイヨ・ロホを身にまとうことだろう。ただし、これは全部で6回登場する難関山頂フィニッシュの、いまだ1つ目に過ぎない。

高低差図

高低差図

ステージ詳細テキスト:宮本あさか

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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