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サイクル ロードレース コラム 2023年8月16日

【Cycle*2023 アークティックレース・オブ・ノルウェー:プレビュー】地球上、最も北で開催される“納涼レース” 今季ブレイクのレックネスンがリーダージャージ「白夜の太陽」防衛に挑む

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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第3ステージ

第3ステージ

個人総合争いは、第3ステージ(167km)から本格的に動きそう。ハンメルフェストを後にし、レース半ばから針路を北へ。134.5km地点の1級山岳(登坂距離4.1km、平均勾配5.2%)、153.1km地点の2級山岳(2.6km、5.4%)を越えて、ハヴォヤ島へ渡る。ハヴォイサンの街を抜け、無数の風車が見えてきたら、1級山岳頂上のフィニッシュへ向かってのクライミング。最後の上りは距離2.2km・平均勾配10%。パンチ力のある選手たちがステージ優勝とリーダージャージを賭けてバトルを繰り広げる。

第4ステージ

第4ステージ

最終・第4ステージ(171.5km)は、第2ステージと第3ステージで通過地となったクバルスンを出発し、前日とは逆にポルサンゲン半島の東海岸を進む。レース後半でノースケープトンネル(6870m)を通過して、マーゲロイ島へ。フィナーレは、ヨーロッパ大陸最北端を示す地球儀のモニュメントで知られるノールカップ。マーゲロイ島では2つの1級山岳を越え、それぞれ登坂距離が4.2kmと3.1km、平均勾配が5.5%と7.4%。樹木がほとんどないツンドラ地帯の美しさとは裏腹に、選手たちは最後まで厳しい戦いを強いられることになる。前日を終えた時点で僅差であろう個人総合の行方は、フィニッシュ前21kmと6kmにそびえる2カ所の上りで決着を見ることになりそうだ。

第10回記念の今大会には、6つのUCIワールドチームが参戦。ディフェンディングチャンピオンのレックネスンは、ビッグネームのひとりとしてこのレースに還る。UCI世界選手権男子エリートロードレースで7位と健闘したマチュー・ディナム、スプリンターのアルベルト・ダイネーゼもメンバー入りし、随一の戦力で挑む。

レックネスンに続けと、多くのノルウェー勢が今大会に照準を定めている。アームングルンダール・ヤンセン(チーム ジェイコ・アルウラー)は、ベテランクライマーのアレッサンドロ・デマルキとのダブルリーダー体制。マルクス・フールゴー(リドル・トレック)には、ツール・ド・ポローニュで山岳賞を獲った勢いがある。

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